先月30日に東京23区などで始まった、タクシーの初乗り運賃の引き下げのあと、およそ1キロまでの短距離の利用が20%ほど増えたことが、国土交通省の調べでわかりました。その一方で、ドライバーの接客態度への苦情なども出ていて、国土交通省ではタクシー会社に対し、マナーの向上を指導することにしています。 国土交通省が運賃変更後、5日間の利用状況をタクシー会社に聞いたところ、運賃が410円となる、およそ1キロまでの利用が前の週より23%増えたことがわかりました。 一方、利用者からの苦情などに対応する国の指定機関、「東京タクシーセンター」には、初乗り運賃の変更後、「短い距離を利用した際の運転手の態度が悪い」など、接客マナーへの苦情や長い距離を利用した場合の運賃が高くなったことへの批判などが寄せられているということです。 これについて、石井国土交通大臣は今月10日の記者会見で、「タクシー会社に対し、運転手