脳内の鉄を減らす食事で認知機能低下が抑制される? 魚やナッツ、オリーブ油などの食品の摂取量が多い高齢者は、脳内に沈着している鉄の量が少なく、記憶力に優れているというデータが報告された。 米ケンタッキー大学のValentinos Zachariou氏らによる研究の結果であり、「Neurobiology of Aging」10月号に論文が掲載された。 鉄は脳が正常に働くためにも必要だが、加齢に伴い過剰な鉄が脳内に沈着してしまうことがある。脳への過剰な鉄の沈着は、記憶力や思考力といった認知機能の低下に関係しているとする報告もある。 ただしZachariou氏によると、実際に脳内に沈着した過剰量の鉄が原因で認知機能が低下するのか、および、鉄の過剰沈着を防ぐことで認知症を予防可能かは不明という。こうした中、同氏らは、鉄の過剰沈着を防ぐ方法の候補として、食事に焦点を当てた。 Zachariou氏らは、
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