横浜市営地下鉄ブルーライン=写真=のあざみ野駅から新百合ヶ丘駅までの延伸について、横浜市は2018年度末までに事業化を判断する考えを明らかにした。2月22日の市会第1回定例会で林文子市長が市議の質問に答えた。 延伸はあざみ野駅からすすき野付近を通り、新百合ヶ丘駅まで6Kmから7Kmほど。事業化すれば横浜市と川崎市の拠点を結ぶことになり、広域的な首都圏の鉄道ネットワークを担う路線となる。災害時に輸送障害が発生した際の代替経路となることや、川崎市北部・多摩地域と横浜が乗り換えなくつながることで、新横浜や羽田空港へのアクセス向上も期待される。 市都市整備局は以前から基礎的調査を実施しており、17年度予算案でも1000万円を計上する。加えて来年度は新たに市交通局も事業候補者として検討調査を実施。予算案に1億円を計上している。 交通局は17年度、18年度の2カ年にわたり、鉄道事業者の視点で地下鉄本体