「投稿、もうやめます」 「賠償責任への覚悟を」 「許せない」気持ちで交渉 記事を自由に投稿できる「まとめサイト」で写真などを無断転載された被害者が、損害賠償を勝ち取るケースが相次いでいます。ただ、その交渉をたどると、険しい道のりです。 「被害者軽視」と実感 写真家の有賀正博さんは3月、まとめサイト「NAVERまとめ」の運営会社LINEから、作品を無断転載した投稿者の情報開示を受けることに成功しました。投稿者に損害賠償として写真1点に対して約6万円を請求。すぐに振り込まれました。 有賀さんは取材に対し、「交渉を進める中で、いかに被害者の主張が軽視されてきたかを実感しました」と話します。 ポルトガルで撮影した風景写真の無断転載を発見したのは、昨年10月でした。すぐLINEに抗議して画像は削除されましたが、投稿者に損害賠償を求めるには、LINEから連絡先などの情報開示を受ける必要があります。 有
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