ビール、発泡酒、新ジャンル――。9月に入ってもまだまだ暑い日が続く中、毎日の晩酌を楽しんでいる人も多いだろう。そんなビール系飲料で最も売れている商品は何か。スーパーマーケットにおけるビール系飲料の販売シェアランキングをまとめた。 5000万人規模の消費者購買情報を基にした全国標準データベース「TRUE DATA(R)」を使って算出した。調査期間は2015年7月~2016年6月。シェアは6缶セット、24缶ケースなども含めて個数ベース(単缶換算)とした。 ひとくちにビール系飲料といっても、スーパーなどの酒類売り場ではビールに発泡酒、または新ジャンルと呼ばれる商品など、複数のジャンルが揃っていることに気付く。実はビールを含めてお酒類は酒税法により用語が定義されており、そのうちビールと発泡酒の違いは大まかに言って麦芽使用率と使用原料の2面から分類されている。これに対して新ジャンルと言われるお酒は、