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ブックマーク / ameblo.jp/chibikurumi (1)

  • ジャーナリスト藤原亮司のブログ

    2002年のガザでは、もうひとりとても親しくなった人がいた。 泊まっていたアダムホテルのウェイター、アベッド・マンスールだ。 彼もサミールと同じように週に2日ぐらいしか働けないが、仕事に出てきた日には終わってからも私が取材から帰ってくるのを待っていてくれ、何かと話した。 彼はまだガザが封鎖されていなくて海外に出られたころ、ウクライナの医学校に留学した。医者になろうと思ったのだという。 しかし彼の実家は学費の援助を続けられず、2年ほどで彼の留学は打ち切られ、ガザの安ホテルでようやく見つけたのがウェイターの仕事だった。 私より3歳ほど年下の彼は、当時29歳。アラブ人にしては遅い結婚をしたばかりだった。 私がガザを出て帰ると言うと、「一度わたしのに会ってくれ」と、家に招かれた。 家を訪ねると、彼ら夫婦が使っている部屋に通された。ガザの人たちは土地がないため、一棟の家を上に建て増しして行って、兄

    hiroette
    hiroette 2009/02/25
    2009年1〜2月 ガザ取材のブログ by藤原亮司
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