ふと、思い出したので、書き留めておく。こうしたことが気楽にできるのも、ブログのよいところだ。 私の所属する一橋大学OBのIT経営研究会では、学部で一こま講座を持っていて、IT産業に従事するOBが学生に話をする。昨年は私も対談にお呼びいただき、シリコンバレーの話などをしたのだが、講義の日の直前まで昼夜兼行で締切仕事と戦っている状態で、あまりきちんと準備ができず、言いたいことがちゃんと伝わったかどうか不安で、せっかくの機会だったのに残念だった、とずっと思っていた。 そうこうするうち、最近「既存の企業への就職とIT長者へのあこがれの間で揺れ動く若者の心理」みたいな記事(たしか日経だったと思うが)を読み、ちょっとひっかかっていたので、こんなコトを思い出した。 私が言いたかったのは、こういうことだ。 若い方々が、IT長者の成功譚を見て、ベンチャーを目指すのは、全体としては喜ばしいことだと思う。また、