中国の王毅駐日大使は27日午前、自民党の外交調査会で講演し、靖国神社参拝問題について「かつて政府の顔である首相、官房長官、外相の3人は在任中に参拝しないという紳士協定があった」との認識を明らかにした。そのうえで「政治家が参拝するのは構わないが、政府を代表する3人は参拝すべきでない」と語り、小泉純一郎首相の参拝中止を重ねて求めた。 大使によると紳士協定は1985年の中曽根康弘首相(当時)の公式参拝後に交わされたという。中国国内の反日デモについては、会合後記者団に「今、国内は安定している」と語り、収束に向かうとの見方を示した。 (NIKKEI NET 2005/04/27 11:14) 首相 :小泉純一郎 「本来、心の問題に他人が干渉すべきじゃない。ましてや外国政府が、日本人が日本人の戦没者に、あるいは世界の戦没者に哀悼の誠をささげるのを、いけないとか言う問題じゃない。中国は、日本人の心