NECは10月27日、2005年度上期(4~9月)の連結決算を発表した。ITソリューション事業は堅調で、売上高は9901億円(前年同期比2.8%増)、営業利益は264億円(同23%減)と増収減益だった。一方、半導体などエレクトロニクス関連の落ち込みを支えきれず、NEC全体では売上高2兆2330億円(同3%減)、営業利益は130億円(同78%減)となった。第1四半期の赤字からは脱出したが、依然、厳しい状況が続いている。 ITソリューション事業の売上高の内訳は、SIサービス事業の3684億円(同4.6%増)が最も多く、これにパソコンなどのパーソナルソリューション事業の3505億円(同3.1%増)、サーバーなどのコンピュータ・プラットフォーム事業の2235億円(同0.8%増)、ソフトウエア事業の477億円(同2.5%減)が続く。 金額は示さなかったもののサーバー統合などの需要が高く、IAサーバー
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