バーレーン、1932年以来最大の油田発見-既存の埋蔵量はるかに上回るペルシャ湾岸で最小の産油国であるバーレーンは、1932年に原油生産を開始して以来最大の油田を発見した。同国国営通信が伝えた。 バーレーン通信(BNA)によると、西海岸沖で発見されたシェールオイルと天然ガスは「バーレーンの現在の埋蔵量をはるかに上回ると考えられる」という。米エネルギー情報局(EIA)のデータによると、同国は現在、バーレーン油田で日量約4万5000バレルを産出。また日量約30万バレルを産出する油田の権益をサウジアラビアと共有している。 バーレーンはバーレーン油田の生産能力拡大を目指す中で沖合のハリージ・アル・バーレーン海盆を発見した。BNAによると、コンサルティング会社ドゴリエ&マクノートンが油田を評価した。バーレーンは4日に油田の「規模や採取の実行可能性」に関する詳細を公表する計画だという。