Microsoftが月例セキュリティ情報を改訂し、Windows XPにはサービス妨害(DoS)の脆弱性が2件存在するが、パッチは提供しないと表明した。 米Microsoftは9月8日に公開した月例セキュリティ情報のうち、TCP/IPの脆弱性について記載した「MS09-048」の内容を改訂し、Windows XP SP2/3に存在するサービス妨害(DoS)の脆弱性を解決するパッチは提供しないと表明した。 改訂後のセキュリティ情報「MS09-048」によると、Windows XP SP2/3には、TCP/IPに関する3件の脆弱性のうち2件について、DoSの脆弱性が存在する。この問題はデフォルトの状態では影響を受けず、深刻度は4段階で最も低い「注意」レベルとしているが、企業では設定によって脆弱性が生じることがあるという。 この脆弱性を突くDoS攻撃を受けた場合、メモリが消費されてシステムが反応
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