今回は機械製図の基本となる三角法と一角法ついて説明します。 三角法や一角法を知らない人のために説明すると、何の決まりもなく図を描くと、それぞれが独自の描き方してしまい、その図を見る人が理解できなかったり、間違った解釈をしたりします。 そこで、「みんな 図面は こう描こう!」という決まりがいくつかできます。それが「第三角法」と「第一角法」です。 JISでは図面は第三角法を用いることになっていますが、必要な場合は第一角法を使用してもよいことになっています。第一角法の図面を見る機会はかなり少ないですが、まったく知識がないと、もしも、一角法の図面と出会ったとき、大きな間違いをするかも知らません。 最後まで読むと三角法と一角法の違いや注意点がわかります。 投影図 立体的なモノを平面で表現する方法として、投影法があります。 投影とは、光をあてて影を映しだすことですが、同じような要領で立体的なモノを平面