「自主的に動く社員が少ない!」 多くの企業経営陣が口にする言葉です。恐らく事実だと思います。けれど、この言葉は本当に問題の真因を掴めているでしょうか。 自主的に「動かない」のではなく、「動けない」ことが実は少なくありません。グチりたい気持ちは分ります。しかし、結果につなげる為にはここで終わってはいけません。 自主的に動けない理由を少し考えてみましょう。 ①判断が出来ない ②動いた後が不安だ ③指示がなければ、まだ分らないレベルである ④そもそも仕事のスタンスが違う 大きくは、この4つに集約できます。それぞれによって打つべき対策が違いますので、1つずつ確認してみます。 ①判断が出来ない 自主的に動くには、個々で判断をしていかなければなりません。判断するには何らかの指針が必要です。社員の方は、この指針が持てていないのかもしれません。「どういった方向に」「何を目的に」「どういう価値を提供するため
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