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米ヤフーCEO、マリッサ・メイヤー氏の退任の日が近づいている。しかし、これは投資家にとっては良い報せなのかもしれない。12月2日、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が「ヤフー取締役会は今週、同社のインターネットビジネス売却に向けた協議に入る」と報道。その後、ヤフー株は7%近く急騰した。 業績低迷に悩むヤフーは、同社が保有するアリババ株のスピンオフ(分離・独立)による売却を検討していた。ヤフーはアリババの15%の株を保有し、時価は320億ドル(約3.9兆円)におよぶ。この売却が首尾よく進めば同社は巨大な利益を得られるはずだった。 しかし、このスピンオフの難題となったのが、売却益に対する巨額な法人税の支払いだ。同社はアリババ株を無税で別会社に移管する計画だったが、米内国歳入庁(IRS)はヤフーの承認要請を拒否し、この取引が課税対象になるかの判断を示していない。 同社のコアビジネスの売却は
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