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ブックマーク / mainichi.jp (60)

  • 彩人旬人:トリック保存し未来へ プロ目指す学生マジシャン 岡村真衣さん(21) /三重 | 毎日新聞

    タネも仕掛けもございません――。お決まりの口上を述べて手品を披露するマジシャンは現在では、ほぼ見かけない。タネや仕掛けがあることを客席側も十分に承知しているから。伊勢市を拠点に活動する皇学館大3年生の学生マジシャン、岡村真衣さん(21)も、そう。目標は世界一のプロ。実は、それ以上の野望がある。トリックや、その由来などを保存して未来に伝える仕組みの構築だ。【尾崎稔裕】 祖父(83)、父(52)もアマチュアマジシャン。趣味とは呼べないレベルの腕前で、イベントや慰問、お祭りや企業パーティーなどから引っ張りだこ。

    彩人旬人:トリック保存し未来へ プロ目指す学生マジシャン 岡村真衣さん(21) /三重 | 毎日新聞
  • 志摩市、中3の給食費無料へ 三重県内では初 | 毎日新聞

    三重県志摩市は26日、2020年度の当初予算案を発表した。一般会計は前年度比0.7%増の253億7963万円、特別と企業会計を合わせた総額は、同0.9%増の455億363万円となった。 主な事業では、県内自治体で初めて中学3年生314人全員の給費を無料にするため1480万円を計上した。高校受験を控え補助学習費などの負担割合が高いことを考慮し、中学3年生を対象にした。年間1人あたり負担額は4万7120円。 他には、想定される南海トラフ巨大地震による津波対策として、浜島幼保園(浜島町浜島)屋上に避難するための階段設置工事に158万円、志摩幼保園(志摩町和具)の高台移転に向けた基計画策定に490万円を計上。アコヤガイの大量死に伴う母貝の生産事業化実証実験や1・5円を上限にした稚貝購入補助(800万個分)に2390万円を盛り込んだ。返礼品に真珠製品が復活したふるさと納税の寄付金を6億5400万

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  • モチモチの木:名作絵本がまさかのスマホグッズに 青く光る充電器、本形ケースなど6点 - 毎日新聞

  • 1日限り「古本商店街」 個人店主ら蔵書販売「人や本との出会い見つけて」 伊勢河崎 /三重 | 毎日新聞

    昔ながらの商家や蔵が立ち並ぶ伊勢市河崎で27日、古書マニアなどの個人約20人が露店で蔵書を販売するのフリーマーケット「伊勢河崎 一箱古市」が開かれる。秋の空の下、1日限りの“古商店街”は読書家や愛書家たちでにぎわいそうだ。【尾崎稔裕】 会場は、和船の船着き場「河崎・川の駅」(同市河崎2)東側の勢田川添いの遊歩道。午前10時から午後3時まで、各地から訪れた個人店主たちが、店頭の幅約2メートルの売り場に段ボール1箱ほどの古書を並べる。純文学、SF、ミステリー、サブカルチャー、ノンフィクション、コミックなど、各店の品ぞろえは店主の個性と好みで決まる。全国各地で広まりつつある古書マーケットの形で伊勢では今年5回目。恒例イベントとして定着した。 「店頭の古書や売り主たちの顔を眺めながら、ぶらりと歩く。もう、その時点から読書という行為は始まってると思うんです」と語るのは、イベントの仕掛け人の1人

    1日限り「古本商店街」 個人店主ら蔵書販売「人や本との出会い見つけて」 伊勢河崎 /三重 | 毎日新聞
  • 伊勢・日吉屋、廃業へ 「天然もの」たい焼きパリッ 最後の秋冬限定営業 /三重 | 毎日新聞

    “天然たい焼き”が焼き上がる香ばしい匂いがふわり。今年も伊勢路に初秋の訪れを告げる。伊勢市吹上で10~3月の秋冬限定で営業する老舗たい焼き専門店、日吉屋が1日、今年も営業を開始した。地元から長く愛されてきた店だが、今シーズンで廃業という。来年3月末までラストランとなる。【尾崎稔裕】 長さ148ミリ、高さ75ミリ、重さ100グラム。1匹150円(税込み)。北海道産アズキを丁寧に炊きあげた自家製つぶあんが、かりっと焼き上げた薄皮のしっぽまで詰まる。 一部のたい焼きファンは、焼き型で1匹ずつ丁寧に焼き上げるタイプを「天然もの」、1枚の鉄板に複数の型を施した焼き型を使用するタイプを「養殖もの」と呼ぶ。日吉屋では35歳で両親から店と味を受け継いだ「おかあさん」と呼ばれる女性店主(75)が、はさみの先端に焼き型がついた「一丁焼き」と呼ばれる約2キロの鉄製用具7丁を使って1匹ずつ焼く。

    伊勢・日吉屋、廃業へ 「天然もの」たい焼きパリッ 最後の秋冬限定営業 /三重 | 毎日新聞
  • 大分の私設図書館 全蔵書書き込みOK 「読み手の人生の一部に触れる」 | 毎日新聞

    大分市大手町の大手町ビル2階に、ちょっと変わった図書館がオープンした。私設図書館「栗茶庵」。蔵書のに自由にメモができる。オーナーである宇野大介さん(40)は「ここでは書き込みがあるほど質も価値も高いんです」と笑う。【河慧琳】 公共の図書館では、蔵書に線を引いたり、メモ書きをしたり、落書きをしたりするのはご法度だ。「栗茶庵」では、人が手に取ったぬくもりや痕跡を感じてほしいと全てOKとしている。 私設図書館を作ろうと思っていた宇野さんは、20年来の友人の河合知美さん(41)の父、美和(よしかず)さん(72)から約3000冊を寄贈された。美和さんの蔵書は、小説、エッセー、図鑑などジャンルはさまざま。ただ、ほとんどを古で購入しており、過去の所有者が傍線を引いたり、書き込みをしたりしている部分が散見された。

    大分の私設図書館 全蔵書書き込みOK 「読み手の人生の一部に触れる」 | 毎日新聞
  • 「読書バリアフリー法」成立 超党派の議員立法 | 毎日新聞

    視覚障害者らがより読書を楽しめるよう、国や自治体の責務などを定めた「障害者読書環境整備推進法(読書バリアフリー法)」が21日、衆院会議で全会一致で可決、成立した。 目や手足の障害や識字障害があると、紙のや雑誌に印刷された文字を読むのが難しい。そうした人も利用しやすい音声や点字の図書などを増やそうと…

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  • 「Wの悲劇」と呼ばれ 文化財無残 「ひどい」無断切り取りに被害自治体 岩手県立博物館 | 毎日新聞

    自治体から預かった文化財を無断で切り取った問題が発覚した岩手県立博物館=盛岡市上田で2019年6月4日、鹿糠亜裕美撮影 文化財を守るはずの博物館が、貴重な出土品をひそかに切り取っていた。岩手県立博物館は4日、200点もの無断切り取りを認め、その理由について「通常の手続きで了承を取っていると思った。伝達不足だった」と内部の連絡ミスとの釈明を重ねた。切り取られた形状から、関係者は「Wの悲劇」と呼んでいたといい、文化財を預けた自治体にも大きな衝撃を与えている。

    「Wの悲劇」と呼ばれ 文化財無残 「ひどい」無断切り取りに被害自治体 岩手県立博物館 | 毎日新聞
  • 「黄色い線まで」から「点字ブロックまでお下がりください」に 駅アナウンスに見直しの動き | 毎日新聞

    白い線の内側にある点字ブロックに立って電車を待つ乗客ら=福岡県春日市の西鉄春日原駅で2019年4月19日13時56分、宗岡敬介撮影 視覚障害者にわかりやすい案内に 危険ですので白い線の内側にお下がりください――。列車の到着時に駅で耳にしてきたアナウンスが変わりつつある。「白い線」や「黄色い線」のように色で伝える案内は視覚障害者に分かりづらいなどとして、鉄道各社で表現の見直しが広がっているからだ。ただ駅の構造などの事情を抱え、取り組みが遅れる例もある。 福岡県春日市の西鉄天神大牟田線の春日原(かすがばる)駅。快速電車が近づくと、案内放送が流れた。「危険ですから、白い線の内側までお下がりください」

    「黄色い線まで」から「点字ブロックまでお下がりください」に 駅アナウンスに見直しの動き | 毎日新聞
  • 図書館のブランドイメージ高めたい…岐阜市立図書館がバッグ製作 | 毎日新聞

    岐阜市立図書館のオリジナルバッグを披露する(右から)吉成信夫館長とNPOクローバ!の島田貴子理事長=岐阜市役所で2019年2月14日、花岡洋二撮影 「を通じて人と人との会話や出会いを大事にする場」といった岐阜市立図書館のブランドイメージを高める狙いで公募した図書館バッグのデザインが決まった。NPO法人クローバ(岐阜市)によるもので、形状は「あずま袋」。同法人が500点を製作し、3月下旬に中央図書館(同市司町)で発売する。【花岡洋二】 バッグは、デニム生地を2枚縫い合わせたシンプルな形で、持ち手の結び方によって肩掛けにも手提げにもなる。バッグの色は5種あり、生地2枚のうち1枚が青で、もう1枚はグレー地の柄物・黄・緑・ベージュ・小豆色のいずれかとなっている。小さく折りたため軽いが、貸し出し上限の10冊を入れることを想定し…

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  • ORICON NEWS:どきキャン佐藤、異色のトイレフェス開催「トイレをもっと楽しく感じて」 - 毎日新聞

    お笑いコンビ・どきどきキャンプの佐藤満春が17日、都内で「トイレをもっと楽しく!」をテーマしたイベント『第一回トイレフェスティバル~トイレ、佐藤満春~』を開催。今月10日の「トイレの日」、19日の「世界トイレの日」を記念した2部構成の盛大な“トイレフェス”となった。 【写真】『第一回トイレフェスティバル』の模様 もともとは「大部屋の楽屋の空気感が苦手で、逃げ場としてトイレを使い始めた」ことから、トイレに興味を持ち始めたという佐藤。研究に夢中になるうち、日トイレ協会会員、グッドトイレ選奨2年連続受賞、トイレクリーンマイスター、名誉トイレ診断士という数々の称号を手に入れており「トイレ博士」と呼ぶにふさわしい実績を兼ね備えている。 第1部は、佐藤が立ち上げた世界初のトイレバンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」の演奏で幕開け。「トイレの日と世界トイレの日があるので、11月はトイレ月間ということで、ち

    ORICON NEWS:どきキャン佐藤、異色のトイレフェス開催「トイレをもっと楽しく感じて」 - 毎日新聞
  • 作家:「僕は実は大学に…」村上春樹さん冒頭あいさつ - 毎日新聞

    早大への資料の寄贈などについての記者会見で笑顔を見せる村上春樹さん=東京都新宿区で2018年11月4日午後4時25分、宮武祐希撮影 4日、母校の早稲田大に蔵書やレコードなどの資料の寄贈を決めた作家、村上春樹さんの記者会見冒頭のあいさつは以下の通り。 こんにちは。最初はなんか、村上春樹記念館にしようという案もあったんですが、まだ死んでないので(笑)、まだちゃんとした名称は決められないんですけど、そういう施設を早稲田(大学)に立ち上げようとなりました。 僕は実はあんまり大学に出ていた記憶ってないんですよね。当時はストライキとか、ごたごたがずっと続いてて、授業があんまなくって、出席日数が足んなくてもリポート出すと単位くれた時代だったんです。

    作家:「僕は実は大学に…」村上春樹さん冒頭あいさつ - 毎日新聞
  • このごろ通信:本を売る「へんこ」たらん 堀部篤史(書店 誠光社店主) | 毎日新聞

    3年前、誠光社を開業した当初、たくさんのご取材を頂いた。その中で繰り返し耳にしたのがこんな問いかけだ。 「若者の読書離れがすすみ、町の屋がなくなりつつあるいま、どんな想(おも)いで屋さんを始められたのですか?」 多少の言い回しは違えど、媒体を問わず、「読書離れ」「町の屋」「どんな想い」の繰り返し。 そもそもかつての若者はそれほどを読んだのだろうか。スマートフォンどころか、テレビもなかった時代、読書が娯楽だったころは別にして、今も昔も数少ないを読む人の割合にさほど大きな違いがあるとは思えない。が娯楽の役割を終え、情報を得るための手段がインターネットに取って代わられたことによって、書籍の売り上げ自体は劇的に減少したが、そもそも売れていたのはが実用品だったからだ。読書人口とは関係がない。

    このごろ通信:本を売る「へんこ」たらん 堀部篤史(書店 誠光社店主) | 毎日新聞
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/06/26
    「「想い」という言葉も厄介だ。この言葉を使った途端、本屋という「生業(なりわい)」が慈善事業か自己表現のように意味を変えてしまう」
  • Re:北メール まず大人が本を読め=持田誠さん(北海道大学総合博物館研究員) | 毎日新聞

    読書感想文は読書嫌いを増やす温床と考えているので論外だが、他にも「1日15分はを読みましょう」「読んだ冊数を競い合おう」など、子供たちに「を読め!」という号令が、国を挙げて掛けられているようである。 そもそも教育委員会のような行政機関が、しきりに「を読め」と言うことが怪しい。なんて役所に言われて読むものではなく、読みたくなったら読めばよいだろう。 だいたい子供たちに「を読め」と言っている大人たちは、いったいどれくらいを読んでいるのか。日ごろから周囲の大人たちが楽しそうに読む姿を見ていれば、子供たちも少しずつを読んでみようと思うのではないか。まずは、大人がを楽しむ姿を見せることから始めるべきだ。

    Re:北メール まず大人が本を読め=持田誠さん(北海道大学総合博物館研究員) | 毎日新聞
  • 伊勢うどん:「ビームス」バッグで東京の店頭に | 毎日新聞

    工場で作ったばかりの伊勢うどんをべる「みなみ製麺」の社員たち=三重県伊勢市村松町の同社で2018年5月23日午後0時55分、尾崎稔裕撮影 三重県伊勢市の名物「伊勢うどん」が、衣料雑貨のセレクトショップ「ビームス」のロゴ入りミニトートバッグに詰められ、7月11日から約1カ月間、同社新宿店(東京)の店頭に並ぶことになった。 自治体と共同で地域資源をPRするビームスの企画に、伊勢市が東海3県で初めて連携。市の呼び掛けに、伊勢うどんの地元人…

    伊勢うどん:「ビームス」バッグで東京の店頭に | 毎日新聞
  • そこが聞きたい:うつと重なる平成の風潮 歴史学者・與那覇潤氏 | 毎日新聞

    言語が機能する日歴史学者の與那覇潤(よなはじゅん)さん(38)が、自身のうつ=1=体験と平成史を重ねて論じる「知性は死なない」(文芸春秋)を刊行した。2011年の「中国化する日」(同)で、若手論客としても注目された與那覇さんだが、15年から2年間の休職を経て、17年に大学の職を辞していた。「病を得て初めてわかった」という、うつと重なる時代の空気を語ってもらった。【聞き手・鈴木英生】 --「知性は死なない」の冒頭で、うつの基礎知識を書きました。

    そこが聞きたい:うつと重なる平成の風潮 歴史学者・與那覇潤氏 | 毎日新聞
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/05/29
    “言語には、身体的な実感を伴わないと人々を説得できない弱点があり、身体には言語に比べ、論理的な整合性や時代を越えた継承の面で欠陥がある。双方が、たがいに補いあうような関係を考えなくてはいけません”
  • 文部科学大臣表彰:津・南が丘中など3校と1人 読書活動優秀実践 /三重 | 毎日新聞

  • 書店:土日だけ営業 旅・食・心の本並べ1年 三重・伊勢 | 毎日新聞

    と人をつなげる。屋であることの面白さです」と店主の加藤優さん(右)=三重県伊勢市町の「屋 散策舎」で、尾崎稔裕撮影 1週間で計10時間しか開店しない三重県伊勢市町の書店「屋 散策舎」が今月末で開店1周年を迎える。旅・・心の三つのテーマで店主が選んだ書籍1000冊が約30平方メートルの店内に並ぶ。営業時間は土曜と日曜の正午から午後5時まで。宣伝はしておらず、来店者が10人以下という日もあるが、常連客が集うこだわりの空間だ。【尾崎稔裕】 伊勢神宮外宮北の県道交差点の近くに店はある。1970年代の建設で昭和レトロな鉄筋コンクリート造り3階建てビルの2階。暗い階段を上り、「」と書かれたドアを開けると、カフェ風の明るい店内に入る。

    書店:土日だけ営業 旅・食・心の本並べ1年 三重・伊勢 | 毎日新聞
  • 将棋:師匠の杉本昌隆七段が語る藤井聡太六段 「対局棋士、勝たれすぎ」 | 毎日新聞

    【第68期王将戦1次予選2回戦】感想戦で対局を振り返る藤井聡太六段(左)と杉昌隆七段=大阪市福島区で2018年3月8日、貝塚太一撮影 将棋の史上最年少プロ棋士で、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太六段(15)は、今最も注目される10代の一人だ。東海地方の学生記者は師匠の杉昌隆七段にインタビューし、藤井六段の強さの理由や「プロ」の生き方を聞いた。 東海キャンパるの学生記者がインタビュー 学生記者 3月8日にあった師弟対決の感想と、メディアから非常に注目された感想を教えてください。 杉七段 非常に多くのメディアで報道していただきまして、注目される勝負というのはやはり私たちにとってやりがい、指しがいがあるものですから棋士冥利に尽きる対局でした。そして、藤井六段という自分の弟子が成長してくれて、公式戦で対局できるというのも感慨深いものがありました。同時に自分は現役の棋士。勝負にこだわりますから、悔し

    将棋:師匠の杉本昌隆七段が語る藤井聡太六段 「対局棋士、勝たれすぎ」 | 毎日新聞
    hiroyukiokano
    hiroyukiokano 2018/04/09
    進学するかどうかでメディア対応の仕事が違ってくるアドバイスはいいな。「その時にプロ棋士藤井聡太がやりたいことと、現実には必ず何か違いがあるはずで、本人が思っているようになるかどうかは分からない」
  • 記者の目 育休取得で気付いたこと 負担重い「名もなき家事」=長岡平助(学生新聞編集部)

    「名もなき家事」。私は、そんな言葉があるとは知らなかった。そもそも、そんな家事があることも知らなかった。 私は38歳。も同じ会社に勤める共働き世帯だ。昨年9月に第1子が生まれたのを機に、育児休業と有給休暇を合わせて3カ月ほど休みを取った。夫婦ともに実家は遠い。出産直後から育児・家事を2人で担った。 子供が生まれる前から、家事はそれなりにしてきたつもりだった。しかし、泣きやまない子供を抱えての家事は、想像を超えていた。洗った器も、取り込んだ洗濯物も、棚や引き出しにしまうのがわずらわしくなる。やがて見えてきたのは、がする「名もなき家事」にあぐらをかいてきた自分の姿だった。

    記者の目 育休取得で気付いたこと 負担重い「名もなき家事」=長岡平助(学生新聞編集部)