福田康夫からさかのぼり、四代続けて首相を生み出してきた自民党の最強派閥「町村派」(旧森派)。他の追随をゆるさないこのキングメーカー集団が今、自らの肝を冷やすスキャンダルに見舞われようとしている。 「派閥会長の町村信孝官房長官や森喜朗元首相は、文教族(文部行政に多大な影響力を持つ国会議員)のドンたち。そのお膝元の文部科学省で有力幹部OBが逮捕されたものだから、『捜査は、さらに広がるのか』と官邸サイドが探りを入れています」(政治部記者) しかも摘発に動いたのは、「時の政権に逆らうことは絶対ない」(同)といわれてきた警視庁だったことから、さらに波紋は広がったようだ。調べによると、逮捕された文科省文教施設企画部の前部長・大島寛容疑者は、ゼネコン「五洋建設」の子会社「ペンタビルダーズ」顧問・倉重裕一容疑者から300万円近い現金を受け取った疑いをかけられている。事件のポイントは、大島の所属する「文教施
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