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ブックマーク / business.nikkei.com (664)

  • トヨタの現場の神様が9・29にやったこと

    先日、かねてより記者が憧れていた人物を取材する機会を得た。トヨタ自動車副社長の河合満氏、70歳。2017年4月1日付の人事で豊田章男社長から、副社長に大抜擢された「中卒の現場育ち」(ご人いわく)である。 なぜ憧れていたかというと、純粋にその生き様が格好いいと思っていたから。河合氏は中学卒業後、トヨタの企業内訓練校であるトヨタ技能者養成所(現トヨタ工業学園)に入学、66年にトヨタに入社した。生産現場で技能をトコトン磨き、現場の人たちから尊敬される現場の知識(知恵)と人間力が買われ、幹部に引き上げられた。副社長となった今も、オフィスを社ではなく、社工場の鍛造工程近くの事務所エリアに置いているという。 そのすぐ横には「鍛造風呂」と名付けられた巨大な浴場(全長28m、幅9mの浴室の中に全長4m、幅2.7mの浴槽が3つあるという)がある。鍛造工程の作業で汚れた体を洗い流すために設置されたもので

    トヨタの現場の神様が9・29にやったこと
  • “部活”は尊い。なぜならば

    高校の部活に週休2日以上の休養日が求められることになりそうだ。 まあ、当然だろう。 中日新聞の記事は、この間の事情を 《学校の運動部活動の在り方に関するガイドラインづくりを進めているスポーツ庁の検討会議は二十三日の会合で、これまで「中学校では週二日以上の休養日を設ける」としてきた活動時間の目安について、審議中の原案に、高校の部活動も原則対象として盛り込むことを了承した。》(こちら) という言い方で伝えている。 個人的には、なんの問題もないと思う。 というよりも、長らく現場任せのまま放置されていたブラック部活の実態に、スポーツ庁という官僚組織がはじめてメスを入れようとしている点で、画期的な取り組みだと、積極的に評価するべきなのかもしれない。 一部の体育系の部活が、生徒たちに過酷な練習スケジュールを強要していることは、スポーツ医学的な見地から見て不適切だ……というだけの話ではない。競技力の向上

    “部活”は尊い。なぜならば
  • 神奈川・大磯町長「冷めた給食、生徒傷つけた」

    神奈川・大磯町長「冷めた給食、生徒傷つけた」
  • さすが財務省!官製誤報はこうして繰り返される

    さすが財務省!官製誤報はこうして繰り返される
  • うつ病の原因にもなる、「心」のフタって何?

    うつ病の原因にもなる、「心」のフタって何?
  • 国会紛糾で分かった日本企業の生産性が低いワケ

    今回のテーマは「生産性」──。 先にテーマを書いたのには理由があるのだが(あとで説明します)、妙な方向に議論が進んでいる「裁量労働制拡大」と対で使われる「生産性」である。 1月23日付で「年収制限のない“定額働かせ放題”ってマジ?」で書いた通り、高度プロフェッショナル制度の陰でスポットを浴びてこなかった問題アリアリ法案が、安倍首相の答弁により注目を浴びることになったのは実に喜ばしい事件である。ひょうたんから駒? 自爆? 天のいたずら? はたまた「不正は必ずボロが出る」ということなのか。 ところが残念なことに、国会では「誰それの責任」だの、「安倍首相がホニャララと言ったとか言わないとか」質的な議論とは程遠いやり取りが繰り返されている。挙げ句の果てには一年延期だのなんだのと、“違う名前で出ています”トリックが使われそうな空気が漂ってきた。 たとえ野党が求めるとおり今回での法案成立を政府が諦め

    国会紛糾で分かった日本企業の生産性が低いワケ
  • 「仕事」の管理をするから管理職

    私は、「管理職が徹底すべきは『人』ではなく『仕事』の管理だ」と話しています。とかく組織にあって、管理とは「人」を管理することのように受け止められがちですが、実はこれはとても危ない。人材の差配や評価に管理職の個人的な好悪が入るからです。単純な話、同じ仕事をし同じ成果を出しているのに、部下Aくんに対しては甘く、部下Bくんに対しては辛いのは不公平ではありませんか。 そういうことが続くと、Bくんが仕事へのモチベーションを失います。そして遠からず退職ということになる。人が辞めれば、組織の雰囲気も暗くなりますね。私は以前、これからの中小企業の管理職は「いかに部下を辞めさせないか」が1つの評価軸になる、と当連載で申しました(2017年1月11日配信「『部下を辞めさせない』管理職が評価される時代」参照)。すなわち「人」を管理すると、他ならぬ管理職にとってもまったく好ましからざる事態を招くことになる。 だか

    「仕事」の管理をするから管理職
  • りそな×チームラボの「銀行っぽくない」アプリ:日経ビジネスオンライン

    りそな×チームラボの「銀行っぽくない」アプリ:日経ビジネスオンライン
  • 年収300万円会社員が「億り人」になれたワケ

    品メーカーの営業担当者だったwww9945さん(仮名)が株式投資を意識したのは、新卒1年目の1992年、雑誌で経営評論家、邱永漢さんのインタビュー記事を読んだのがきっかけだった。 「『株は経済を先読みする勉強になる。しかも儲かる』と書いてあったんです」。 大学時代は将棋部に所属するなど、もともと奥が深いゲームが好きな性格。俄然興味が湧き、生活を切り詰めて1年半で100万円を貯め、翌93年に投資をスタートさせた。 当初の目標は資産1億円。「それだけあれば、配当利回り5%で年500万円の収入になる。たとえ会社を辞めても暮らしていけると考えました」。毎年100万円以上を追加し、総資産ベースで年10%増を実現すれば、13~14年で1億円を達成するという青写真を描いたが、当初の目論見は大きく外れることになる。 10年目でプラスマイゼロ。時間だけが経過 最初に購入した宇部興産と北陸電力の2社の株は、

    年収300万円会社員が「億り人」になれたワケ
  • 営業は寝ないとダメ

    営業の成績と睡眠の質と量には関係があります。 今回は持田主任と球田コンサルタントの会話を読んでみてください。 ○持田主任:「この会社に転職してから営業成績がずっと落ちています。3人いる部下もまったく結果を出せていません。相談に乗っていただきたいのですが」 ●球田コンサルタント:「持田さんは入社してまだ1年も経っていない。顧客との接点数、商談の規模、商談のリードタイムといった、営業活動を検証するためのデータが揃っていない。来なら最低でも1年分のデータが欲しいところだ」 ○持田主任:「焦っています。やっぱり私が女だからでしょうか」 ●球田コンサルタント:「女だとか男だとか、そういうことは関係ない。重い物を運んでもらいたい、とあなたに頼むかもしれない。必要があれば男にお茶くみをしてもらうこともある」 ○持田主任:「筋肉の絶対量が違いますから、あまり重い物は持てません」 ●球田コンサルタント:「

    営業は寝ないとダメ
  • 「日本人に40歳定年の選択肢を」

    著書で40歳定年制を提唱するのは東京大学大学院の柳川範之教授。AIやロボットなどの技術が日々進化する時代となり、社会に出た後は、20年ごとなどにスキルをアップデートさせて、キャリアを転換する働き方を提案する。100歳まで生きる時代には、仕事人生も二毛作、三毛作が当たり前となってくる。 100年人生という言葉を耳にする機会が増えてきました。長寿化により働き方やキャリア形成はどのように変化していくのでしょうか。 柳川 範之氏(以下、柳川):多くの人が100歳まで生きる時代が近づいています。60~65歳で引退しても、その先まだ30~40年の人生が残っています。貯金と年金だけで、残りの長い人生を過ごしていくのは厳しいですよね。人にとっても、引退後の時間が長すぎると、充実感や生きがいを得にくいという問題があります。 従来主流であった1つの会社、1つのスキルで生きていく形態は崩れ、セカンドキャリアに

    「日本人に40歳定年の選択肢を」
    hiroyukixhp
    hiroyukixhp 2018/02/09
    40歳過ぎたら能力が下がる前提で、40以降ベーシックインカム制度とかも社会実験してみたらいいと思う。自分が社会に貢献できる年数なんてたかだか10年か20年で、あとは誰かのお荷物なんじゃないかなぁ。
  • 中小企業にとって千載一遇のチャンスが訪れる

    中小企業にとって千載一遇のチャンスが訪れる
  • えっ、2019年に欧州で、アレが大復活?!

    えっ、2019年に欧州で、アレが大復活?!
  • 働き方改革の前から「がんばらない経営」

    働き方改革の前から「がんばらない経営」
  • 偶然の力で新事業に挑むパイオニア

    ある時、チューブわさびの賞味期限が切れていることに気付いた。全て捨てるのはもったいない、少しでもべてから捨てようと、偶然べていたバニラアイスと一緒にわさびをべてみたところ、意外なほど美味しかった。 それ以来、わさびを付けてべるのがバニラアイスのお気に入りのべ方の一つになった。偶然見つけたことも、このべ方を気に入っている理由である。 そういえば、ノーベル賞を受賞した発見には偶然の産物が多いという。偶然も良い働きをすることがあるようだ。 そんな偶然の組み合わせで事業の立て直しを図っている企業がパイオニアだ。これまでの社内に蓄積していた技術を集めたところ、自動運転に欠かせないとして注目が高まっている高精度センサーのレーザーレーダー(LIDAR)を、小型化して安価に量産できる見通しがたったという。 撤退した祖業の技術が光る LIDARは細くまっすぐ進むレーザーを使ったレーダーだ。1秒間

    偶然の力で新事業に挑むパイオニア
  • DAZN、Jリーグと10年間の長期契約の理由:日経ビジネスオンライン

    「2017年シーズンから10年間で総額2100億円」。サッカーJリーグと巨額の放映権契約を締結した英Perform Group(パフォームグループ)が展開するのが、スポーツ専門のストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」だ。 「将来的にスポーツのライブ配信はテレビからOTT(over the top)と呼ばれるネット配信へ移行する」。強気の姿勢を見せるDAZNが描く未来は…。2017年11月10日、CDN(Content Delivery Network)サービス最大手の米Akamai Technologies社の日法人が主催したイベントに登壇した、Perform Group CTOのFlorian Diederichsen(フロリアン・ディデリクセン)氏の講演の後半の模様をお伝えする。 Perform Groupは、日市場で長期間に渡ってしっかりとサービスを提供していきます。市

    DAZN、Jリーグと10年間の長期契約の理由:日経ビジネスオンライン
  • ここまで違う「大塚家具」と「匠大塚」の接客

    店の入り口に近づくと、自動ドアが開いていないうちから店内のスタッフが受付から出て歩いてくるのが見える。「日はどのような家具をお探しでしょうか」。デスクを見たいと伝えると、案内スタッフがついてくれるというのでお願いした。しばらくするとエスカレーターで男性スタッフが下りてくる。ピシッとしたスーツに身を包んだ彼は、丁寧に自己紹介をし、名刺までくれた。「日最大級“インテリアのテーマパーク”」をうたう匠大塚のフロア面積は約2万7000平方メートル。東京ドームグラウンド面積の約2倍の広さだ。広大な売り場を一人で歩き回るより、案内役がついてくれたほうが心強い気がする。 続きを読む 創業のエピソードも説明 創業のエピソードも説明 デスク家具が置いてあるのは最上階の5階。エスカレーターで上がると、まず案内されたのはデスクではなく同じフロアの寝具コーナーだった。「当店は家具屋ですが、枕が一番売れているんで

    ここまで違う「大塚家具」と「匠大塚」の接客
  • 年収制限のない「定額働かせ放題」ってマジ?

    先日、出演したテレビ番組で、「飲業会で急増する“お得なサービス”」という特集があった。 月2000円を払えば、一回の来店に付きハンドドリップのコーヒーが一杯飲めるコーヒースタンド。毎日来てもいい。いや、朝晩来てもいい。いやいや、一日何回でも無制限に来店していいので、行けば行くほど、お得になる。 店長曰く、「来店するお客さんはコーヒーを飲むだけじゃなく、サンドイッチなども買ってくれるので利益はかなり大きい」とのこと。 また月8600円で毎日、豚骨、味噌、汁なしの中から選んで一杯べられるラーメン屋さんもある。大きなチャーシューとモヤシがトッピングされた、かなりボリュームのあるラーメンである。 店長曰く、「お客さんが新規のお客さんを連れて来ることが多いので、お店の売り上げは昨年比を大幅にクリアしている」とのこと。 極め付けは月に1万5000円支払うと、料理べ放題とワイン飲み放題が、何度でも

    年収制限のない「定額働かせ放題」ってマジ?
  • ウナギを食べたい人たちの言い訳

    ウナギが不漁らしい。 毎日新聞によれば、 《絶滅危惧種ニホンウナギの稚魚シラスウナギが今期は極度の不漁で、国内外での漁獲量が前期の同じころと比べて1%程度と低迷している。漁は4月ごろまで続くが、このまま推移すれば過去最低の漁獲量となりかねない。--略--》ということのようだ(こちら)。 特に驚きはない。 むしろ、ニュースの第一報に触れて 「当然だろうな」 と思ったというのが正直なところだ。 さらにもう少し率直な感想を述べるなら、私は 「自業自得だよな」 という感慨を抱かずにおれなかった。 「ざまあみろ」 とまでは思わないものの、ニュース原稿の中で不漁を嘆いている関係者に対して、真摯な同情を寄せる気持ちにはならない。 というのも、このニュースは、かれこれ10年以上も前から、様々な立場の人々が異口同音に指摘し、予告し、警告し、懇願し、提言し、あるいは叱責罵倒非難問題提起してきた話題の延長線上に

    ウナギを食べたい人たちの言い訳
  • ランニングブームを狙った出店の負債で破産

    ランニングブームを狙った出店の負債で破産