ヴィクトワールピサ、ヒルノダムールなどの凱旋門賞挑戦によって、近年では日本の競馬ファンにとっても身近な存在になったといえる凱旋門賞。とはいえ、ペリエ騎手に始まり、ルメール騎手、スミヨン騎手、メンディザバル騎手など、フランスのトップジョッキーが、毎年のように日本で活躍をしていながらも、その凱旋門賞が行われるフランス競馬とは、どんな環境なのかは知られてはいない。今回はそのフランス競馬で日本人として初めて調教師免許を取得し、現地で奮闘を続けている小林智調教師にフランス競馬の環境や、開業までの経緯を語ってもらった。 -:本日はよろしくお願いします。 小:こちらこそ、よろしくお願いします。 -:小林さんは、2008年に日本人として初めて、フランスで調教師免許を取得されました。これまでにたくさんのご苦労があったかと存じ上げますが、そもそもはどういったきっかけでフランスに足を向けられたのですか? 小:最
![フランス競馬で奮闘する日本人ホースマン現地のホースマンは日本競馬の事は非常に良く知っていますね。フランス人のトップジョッキーが冬場にこぞって日本に行くことで、日本競馬の認知度は飛躍的に上昇したのではないでしょうか。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3b2706172c621997bb685900ddc37ec2f4695a4b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fkeibalab.jp%2Fimg%2Fold%2Fpic%2Fcolumn%2Finterview%2Fs_kobayashi_prof.jpg)