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ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (149)

  • 「昔のインターネットは面白かった」と思っている世代からみた「今のインターネット」

    anond.hatelabo.jp gothedistance.hatenadiary.jp p-shirokuma.hatenadiary.com 「昔のインターネット」の話になると、つい、いっちょ噛みしてしまいたくなる(今では「擦る(こする)とか言うんですかね)。 僕自身の記憶を辿ってみると、2000年代、まだISDN全盛の頃から、ホームページビルダーで個人サイトを作っていた頃、そして、眞鍋かをりさんが「ブログの女王」と呼ばれ、雨後の筍のようにブログサービスが立ち上がっていった時期の頃は、「楽しかった」というか、「とにかく時間を惜しんで更新していた」のだ。仕事は今よりずっと忙しくて時間に追われていたのだが、夜遅くに帰ってから睡眠時間を削って毎日更新していた。 いやむしろ、忙しくて仕事にもあまり夢中になれず、生き甲斐をブログにアウトソーシング(外注)していたのではないか、とさえ思う。 1

    「昔のインターネットは面白かった」と思っている世代からみた「今のインターネット」
  • 『はてなブックマーク』の終りとインターネット・ワンダーランド - いつか電池がきれるまで

    yoppymodel.hatenablog.com www.tyoshiki.com anond.hatelabo.jp 『はてなブックーマーク』界隈が、にわかに慌ただしくなっています。 というか、運営側が急にどうこう、というわけではなくて、人気ライター・ヨッピーさんの記事とそれに対する「はてなブックマーカー」たちの反応、さらにヨッピーさんがそれに反論し、いろんな人たちも顕名匿名で参戦しています。 ああ、なんかこの話題の記事に「いっちょかみ」しようとして人がワラワラ集まってくるブログの雰囲気って、なんか懐かしいなあ。 というわけで、僕も「いっちょかみ」してみます。 この「はてなブックマークにはもううんざり論」というのは、僕にとっては無縁な話ではなく、これまで何度も「もう廃止してしまえ」と書いては大バッシングされ続けてきたのです。 fujipon.hatenablog.com b.haten

    『はてなブックマーク』の終りとインターネット・ワンダーランド - いつか電池がきれるまで
  • 緩募:「煮詰まった中年男性」の気分転換の方法 - いつか電池がきれるまで

    ちょっと弱っている。というか、なんだか煮詰まっている。 新型コロナウイルスの流行から2年半、ようやく収束も見えてきたのではないか、と思いたい状況ではある。 僕自身は、50年間インドア系として生きてきて、外に出るのはギャンブルかゲームセンターか書店に行くときだけで十分……なつもりだった。いやそもそも、これらのことさえ、今の世の中では家に居ながらにしてほとんど可能になっている。昔は「やっぱり馬券が手元にないと盛り上がらない」と思って場外馬券売り場になんとか時間をつくって通っていたものだが、最近はネット投票全盛となり、発売締切直前でオッズが大きく変動するので、僕のような薄利命党でなるべく当てて気分良く過ごしたい人間にとっては、発走直前のオッズまで確認して買わないと「当たったけどマイナス」みたいなことが頻繁に起こるのだ。ネットはどこからでも、リアルタイムで参加できるという大きなメリットがある一方

    緩募:「煮詰まった中年男性」の気分転換の方法 - いつか電池がきれるまで
  • あの事件以来、インターネットが、とくにSNSで他者の言葉に触れるのがつらい。 - いつか電池がきれるまで

    あの元首相の暗殺事件以来、僕のインターネット熱は急速に冷めているというか、とにかく誰かをうまく責めた者勝ち、みたいなSNSの雰囲気がすごく気になってしまうのだ。それは別に今にはじまったことではないし、僕自身もその雰囲気づくりの一端を担ってきたのはわかっている。だからこそ、うんざりしてもいるのだ。 一度何かで話題になった人が、自分が舞台に立っているときの灼熱感、みたいなものが刷り込まれてしまい、もう炎上なんて嫌だ、と言いつつ、また新たに燃料を投下せずにはいられなくなっているのを見るのも、僕自身がそうだっただけに、傍観しているのもつらくなる。 燃えて燃えて燃えて。 もっとやれやれ、という人と、もういいかげんにやめろ、という人と。 忘れられたくないから、一度浴びた注目は、すぐに過ぎ去ってしまうから、これまで支持してくれた人たちの期待に応えたいから。 なんのことはない、ある日、ある瞬間に、「面白い

    あの事件以来、インターネットが、とくにSNSで他者の言葉に触れるのがつらい。 - いつか電池がきれるまで
  • 『いつも「ここにいちゃいけない」気がする』人間として、50年間生きてみました。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 『はてな匿名ダイアリー』をみていると、ときどき、「これは僕が書いたのではないか」と思う記事があります。 この『いつも「ここにいちゃいけない」気がする』は、まさにそのなかのひとつです。 僕自身、親の仕事の都合で子供の頃は何度も転向しましたし、高校も大学も昔からの知り合いとは切り離される場所に行くことになりました。 仕事をはじめてからも、医局人事で数年ごとの転勤を繰り返したり、研究生として臨床を離れたり、仕事を休んでいた時期があったりして、思えば、2~3年周期でリセットし続けているんですよね。 実際にそういう生活をしていると「居場所がない」「地元や長年の友人・知人がほとんどいない」ことへの寂しさはあります。 この年齢になっても、転校先の小学校で「地元のお祭り」で盛り上がっている同級生たちに「のれなかった」ときのことを思い出します。 その一方で、僕にはリセット

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  • もう読んでくれる人がいなくなって、話題にも、お金にもならない『ブログ』というもの - いつか電池がきれるまで

    yutoma233.hatenablog.com 『おのにち』さんは「はてなブログ」を長い間書いておられる方で、僕とは直接の絡みはほとんどないものの、固定読者も大勢いて、マイペースで更新されているのだろうな、と思っていました。 別にブログをやめるとかそういう話じゃなくて、『はてなブログ』有料版の期限が切れたのを延長せずに無料版でやります、というだけの話ではあるのだけれど、最後のほうに、こんな文章があったのです。 最近は、昔感じていたブログへの熱意みたいなものが残念ながら薄れてきつつあるんですけど、それでもやっぱり書くことは楽しいし、同じブログ仲間だ!と親近感を抱いている人達もたくさんいるので、これからも細々と続けていけたらいいなぁと。 ああ、ブログへの熱意みたいなものが薄れてきているのは、僕だけじゃないんだな、と。 それは別に今にはじまったことではなくて、もう5年前くらいから、僕が書いてい

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  • 僕と西原理恵子さんと「愛すること」の呪い - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp news.allabout.co.jp 僕が西原理恵子さんのことを知ったのは、20代半ばくらいだったと記憶しています。仕事で遅くなった帰りに寄った書店(当時はまだ23時くらいまでやっている郊外型書店が結構あった)の文庫コーナーで見つけた『怒涛の虫』というエッセイ集を手に取ったのが始まりでした。 その後、神足裕司さんと組んだ『恨ミシュラン』が話題になり(こんな有名店に「喧嘩を売る」ようなが『週刊朝日』に載るのか!と当時は驚きました)、西原さんは、税務署と闘ったり、女の子の生き方を指南したり、アルコール依存症に関する講演をやったり、『毎日かあさん』で「育児のカリスマ」的な存在になったりして、ずっと人気作家であり続けています。 僕に取っての西原さんの第一印象は「こんなギャンブラーで破滅型の女がいるのか……」でした。 西原さんの作品をずっと読んできていて、あの

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  • 『ブログのおわり世界のはじまり』 - いつか電池がきれるまで

    www.yutanyan.com このエントリを読んで、いろんなブログのことを思い出しました。 冒頭のブログの書き手は「まだまだけっこうみんな現役でがんばっている」と仰っていますが、3年半のあいだに、だいぶ減ってしまったなあ、というのが僕の実感なのです。 多くの人が更新頻度を減らしたり、ブログをやめてしまったり、noteSNS中心の更新、あるいはライターの仕事に移行していきました。 「もう個人サイト(ブログ)の時代は終わった」なんて、僕は15年前から書いていたのですが、ここ数年は、「もう『終わった』なんて言っても、『何をいまさら』って思われるだけだよな」というのが実感です。 fujipon.hatenadiary.com 数字にしてみると、僕の場合、『いつか電池がきれるまで』が、いちばん読まれていた時期って、3〜4年前で、当時のPV(ページビュー)は年間200万くらいでした。『琥珀色の戯

    『ブログのおわり世界のはじまり』 - いつか電池がきれるまで
  • ネットには、「新しい素人の時代」が来ているのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp いやほんと、2000年くらいのテキストサイトとか流行りはじめの時期のブログって、なんだかすごく面白かったような気がします。僕も当に寝る時間を削って、毎日更新していましたし、『Read Me!』の順位に一喜一憂していました。あの時代は、KKG(かーずSP、かとゆー家断絶、ゴルゴ31という大手ニュースサイト)に一度紹介されるだけでPV(ページビュー)数が急上昇、なんて「夢」もありましたし。 weekly.ascii.jp まあでも、ネットの「素人の時代」というのは、そんなに長くもなかったんですよね。 そりゃ、どこの馬の骨だかわからないオッサンが眞鍋かをりに敵うわけもない。 以下は、10年前のネットの「自分史」を振り返ったものですが(長いので読まなくてもいいです)、ブログでは10年前には、もうすでに新規参入は難しくなっていたのです。 fujipon.hate

    ネットには、「新しい素人の時代」が来ているのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで
  • 「給料が低い仕事につくヤバさ」vs「ブルシット・ジョブの憂鬱」 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 月収35万円から23万円か…… 正直、これだけの情報ではなんとも言えないのですが、月収が12万円も下がると、生活に使える、あるいは貯金できるお金はかなり減りますよね。 いまの仕事があまりにもハードで精神的にも肉体的にも限界であるとか、職場の環境に問題があるとか、どうしても仕事の内容に興味が持てない、あるいは苦痛であるとかいうのであれば(たとえば、電話でマンションを売るような仕事であれば、高給でも僕はやりたくない)、致し方ない、とは思うけれども。 fujipon.hatenadiary.com 『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』(森岡毅著/KADOKAWA)のなかで、USJの「V字回復」に大きく貢献した著者は、こう仰っています。 職業選択の際に、誰もが気にする自分自身の将来の年収について。実はこれは職業を選んだ時点でだいたい決まっているのです。そ

    「給料が低い仕事につくヤバさ」vs「ブルシット・ジョブの憂鬱」 - いつか電池がきれるまで
  • 2021年の個人ブログの「誰にも言えない話をネットに書く文化」の復活と、「有料化」の話 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 年もよろしくおねがいいたします。 昨年、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う「新しい生活様式」に戸惑う1年になりました。昨年末から年明け、新型コロナウイルスの感染者数は収束するどころか、さらに増えてきており、多くの人たちは「コロナ疲れ」というか、「コロナ慣れ」してしまっているかのようにも感じます。正直、ここまで増えてくると、感染経路を特定するのも困難だし、ワクチンが実用化されて普及するか(とはいえ、こんな短い期間で開発されたワクチンはちょっと怖いな、とも思うのですが)、ほとんどの人が既感染者になってしまうしかないのかな、とも考えてしまいます。ただ、あまりにも急速に感染拡大すると、医療機関で対応しきれなくなってしまうため、なんとか感染者数の爆発的な拡大を抑制したいところではありますが…… このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現

    2021年の個人ブログの「誰にも言えない話をネットに書く文化」の復活と、「有料化」の話 - いつか電池がきれるまで
  • 「松坂桃李さんと戸田恵梨香さんのゲーマー婚」に、ゲーマー受難の時代を生きた僕が感じた「パラダイムシフト」 - いつか電池がきれるまで

    news.livedoor.com 結婚した超人気俳優カップルの共通の趣味が「テレビゲーム」か…… 「ゲームセンターに行くのは不良」「ゲーム好きの子は根暗」と言われ、補導員の目を盗みながら、ゲームセンターでナムコの『ドラゴンバスター』に夢中になっていた(一度、「警察が来た!」と言われて、トイレの窓から逃げたこともあります)、「モテ」と極北の世界を生きた中高生時代の僕に、この未来を見せてやりたい…… 今から思えば、あの頃は、なんでテレビゲームがそんなに悪いものだと思われていたのだろうか。 21世紀、インターネットの普及につれて、アニメやテレビゲーム好きを公言する芸能人やアイドルが増えてきましたよね。松井玲奈さんの漫画、アニメ好きカミングアウトに「アイドルが公言する時代になったのか」「でも、これもオタクを味方にするための戦略なのでは」などと思っていたのですが、今ではもう、ゲーム好きの芸能人は珍

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  • ブログには、物語にはない、人生の中途半端さが溢れている。 - いつか電池がきれるまで

    toyokeizai.net インターネットの文章は、この世にインターネットが存在するかぎり、消滅することなく、クラウドの海を漂い続ける……みたいなことを、僕も20年前には考えていたのです。 ブログは僕にとって「長すぎる遺書」みたいなものだと、ずっと思ってきたつもりだったのだけれど、そういうのも、20代独身男性が、居場所がなくて、世の中に対する僻み妬み嫉みみたいなものを書き連ねていた時代と、40代後半になり、諦めと受容のあいだ、みたいなところで日常に向き合っている今とでは違う、というか、「遺書」という言葉もかなり現実的なものになってきているのです。 そもそも、これが「遺書」だったとして、自分の身内に読まれても大丈夫なものなのか? 内容に問題が云々、以前に、「自分が知らないところで、家族や知人が自分のことに言及している」ということだけでも不快に感じられる可能性はありますしね。 若い頃の夢や希

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  • 『風の谷のナウシカ』を、はじめて映画館で観た話 - いつか電池がきれるまで

    風の谷のナウシカ [DVD] 発売日: 2014/07/16メディア: DVD 腐海(ふかい)と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲(むし)たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。腐海を焼き蟲を滅ぼそうとする大国の争いに巻き込まれながらもナウシカは、人を愛するのと同様に蟲たちをも愛そうとする…。 新型コロナウイルスの影響で、映画館の上映スケジュールが大きく変更されているのです。 現時点(2020年8月3日)では、「マスクをして鑑賞、席は前後左右ひとつずつ空けて座る」というのが僕の手の届く範囲の映画館のルールになっているのですが、まあ、お客さんも徐々に戻り始めてはいるものの、「わざわざマスクをして、人が集まるところに行くのもねえ……しかも、魅力的な超大作は軒並み公開延期になっているし……」という状況が続いています。そうなるとまた、映画館サイド

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  • インターネットで「悪役(ヒール)」として生きるということ - いつか電池がきれるまで

    b.hatena.ne.jp fujipon.hatenablog.com あの件に関して、僕の率直な感想は「結局、人が死なないとわかんないんだな」ということでした。 いや、人が死んだってわかっていない。センセーショナルな死は、まとめサイトを活性化し、多くのブログのネタにされ、SNSでは怒りの声が拡散されています。 こうして僕がそのことについて書いているのも、そのうちのひとつでしかありません。 こういうのは後だしジャンケンであり、みっともないというのは百も承知なのだが、書かずにはいられないので書きます。お目汚しだと思うので、読むことは推奨しない。人生には、もっとマシな時間の使い方はたくさんありますから。 「人が死なないとわからないのか」の次に頭に浮かんできたのは、「これはイジメと同じ構造だよな」ということでした。 誰がどんなことを言ったのか、で量刑が決まるというのではなくて、「言及した相手

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  • 志村けん、かく語りき。 - いつか電池がきれるまで

    こういう状況下(2020年3月27日現在、志村さんは新型コロナウイルスによる肺炎で入院中)で、志村さんの話をすると、なんだか悪い予感がして嫌、という人もいるかもしれませんが、僕自身に悪意はまったくなくて、この御時世で何も書けなくてどうしようもないので(中途半端な新型コロナウイルスに対する医学的な話など書いたら、かえって誤解を生むことにもなりますし)、僕が子どもの頃からみてきた「志村けん」という人の凄さが伝わってくる言葉を紹介するとともに、志村さんの恢復を願いたいと思います。 僕が小学生の頃から、2020年まで、テレビの世界でずっと第一線で活躍してきた人というのはほとんどいないわけで、それも、栄枯盛衰が激しいお笑いの世界で、ですからね。 ひとつめの話。 fujipon.hatenadiary.com これ、2008年に志村さんがラジオ番組でしていた話なのです。 ある新婚女性からの質問:最近、

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  • なぜ、ゴルフゲームは流行らなくなったのか? - いつか電池がきれるまで

    今週の月曜日(6月19日)の朝、早めに目が覚めてしまったのでゴルフの全米オープンの生中継を観ていました。 テレビでゴルフ中継を観たのは、けっこうひさしぶり(たぶん10年くらい、リアルタイムの中継を観たことはなかったと思います)だったのですが、松山英樹選手の猛チャージに、「ああ、ゴルフって、けっこう面白いんだよな!」って、ワクワクしてしまいました。 結果的には松山選手は2位タイに終わったのですが、月曜日の朝から、ちょっとやる気が出るような、そんなプレーだったのです。 とか言いながら、早起きの反動で、その日の夕方には、けっこう欠伸をしていたんですけどね。人間の充電というのは、2年使ってきたiPhoneの電池くらい、短時間で切れてしまう。 この全米オープンの中継を観ながら、思ったんですよ。 そういえば、最近「ゴルフゲーム」をやってないなあ、って。 僕はけっこう長い間(30年以上)、テレビゲーム

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  • 中途半端に「コツコツ努力してきた」人間の述懐 - いつか電池がきれるまで

    p-shirokuma.hatenadiary.com 若い頃、自分は「コツコツ努力する」のが苦手な人間だと思って生きてきた。めんどくさいを読んだり、マイコンの前で延々とBASICのブログラムを打ち込むのは、全く苦にはならなかったのだけれども。 ただ、幼少時から、やたらとコンプレックスが重くのしかかっていて、「自分のような、ルックスが悪くて、運動音痴な人間は、なんとか勉強で生きていくしかない」とは思っていたのだ。 だから、それなりには勉強したつもりだったのだが、やっぱりテレビゲーム読書のほうが楽しかった。 高校時代、全寮制の男子校に行っていたのだが、とにかく寮生活が苦痛でしかたがなく、夜の「学習時間」も、参考書のカバーをかけて、ばかり読んでいた。 それでもなんとか「そこそこ」と言えるくらいの大学に受かり、自分には向いていないなあ、と思いつつ国家資格を取り、もうちょっと立派な職業人にな

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  • 「はてなブロガーの薄いレビューうざすぎ問題」について - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp なんかもう、薄くてごめんね、っていうのと、ここで挙げられているブログに僕は「薄い」というイメージはなくて、この人は「嫌い」と「薄い」をあえて言い換えているだけではないのか、というのと。 ネットでのレビューについての僕の考えは、以前にも書きました。 fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com お前に説教される筋合いはない、って言われるのは百も承知ですが、こういうふうに考えている人もいるのだな、と御笑覧いただければ幸いです。 そう言いながらも、僕にも(自分のことはさておき)「薄いレビュー」みたいなものへの違和感はあるのですけど。 fujipon.hatenablog.com fujipon.hatenablog.com 個人的には「その人が当に感じたこと」が書かれ

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  • 「中高年の承認欲求」と「淡々と記録する快感」と - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp 承認欲求って、若い人のものだとばかり思われがちなのですが、自分が年をとっていくと、中高年には中高年なりの承認欲求があるということを実感するのです。 僕なんかもうその典型例で、こうしてあまりお金にもならないブログとか書いているのは、承認欲求というか、何か自分のなかで欠けているものを満たすためなのではないか、という気がします。しかしながら、これで満たせているのかどうか、というのは自分でもよくわからない。 冒頭のエントリを読んで、以前、博多のデパートのスイーツの店で、グループの仲間を待たせまくって、「ブログに乗せる写真」を撮りまくっていたおばちゃんをみて閉口したのを思い出しました。 僕は内心「このスイーツの写真なんて、ネットには腐るほどあるだろうし、そもそもおばちゃんのブログとかそんなにみんな見ているの?」とか思っていました。 周

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