基本、前に仕事があって、一日の締めが交流会という感じなので、連日喋りっぱなしで、さすがに、もう声が出ない。
『西野亮廣独演会』や『天才万博』から、僕の自宅のリフォームまでを手掛けてくださっている一級建築士の只石さんがデザインしてくださった空間は、とても素敵な感じで、子供らが走り回っている光景を見ながら、ずっとニヤニヤしておりました。 そんな中、読売テレビの朝の人気番組『すまたん』のインタビューロケがあるというので呼ばれていってみたら、すでにカメラが回っていて、マイクを持ったディレクターさんが開口一番、「今日の服装は意識高い系ですかぁ?」。
2時間、みっちりと膝を合わせて、真剣に向き合ったインタビュー取材でしたが、僕が言ってない言葉を、僕の口調で、しかもタイトルとして使われて、また、アクセス数を稼ぐ為だけに選んだ言葉(「僕が妬ましいからでしょ」)に、2ちゃんねらー的なセコさと下品さが見えて、仕事相手としてはモーレツに気持ちが悪かったので、記事を取り下げていただき、連載も白紙、すべてお蔵入りにさせていただきました。 実は今回の記事がアップされる前には原稿チェックをさせてもらっていて、「こういう言い回しは辞めてください」「僕の発言を自作するのはやめてください」とお願いしていたのですが、アップされた記事にはそれが反映されておらず、完全にアウト。
去年、深夜番組のノリで、肩書きを『芸人』から『絵本作家』に変更して、その翌日には、『パインアメ特命配布主任』に変更したら、結構な数の大人が「お前は何がしたいんだ!」とブチキレて、ワイドショーとかでもチクチク言われたんだけれど、ここでキレちゃう人の感覚が糞ヤベーと思った。
漫才やコントやグルメレポートやクイズ番組の出演やワイドショーのコメンテーターなど、そういった仕事をする人(職業名)のことを『芸人』と呼ぶのではなく、順番が逆で、『芸人』が「漫才」や「コント」といった仕事を選んだだけで… 僕は、たとえば、あと数年で退職で、退職金も出るのに、我慢できずに 「沖縄に移住して喫茶店を始める」 と言っちゃう、皆が右に行くところを左に行っちゃうような、「そんなことしていいの?」「そんな生き方、アリなの?」と、生き方そのものが質問になってしまうような人が、その瞬間とっている姿勢の名前を『芸人』と呼ぶようにしています。 ですから、数十年前に、落語家なのに、トレンディードラマに出た明石家さんまサンは芸人だし、漫才師なのに映画の監督をしたビートたけしサンも、やはり芸人だと。 「これと、これと、この仕事をする人」といった感じで仕事内容を制限し、職業名を『芸人』としてしまうと、実
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