タグ

ブックマーク / www.msz.co.jp (2)

  • 失われてゆく、我々の内なる細菌 | みすず書房

    19世紀に始まる細菌学によって、人類は微生物が病原になりうることを知った。そしてカビに殺菌力が見出される。抗生物質の発見である。以来この薬は無数の命を救う一方、「念のため」「一応」と過剰使用されてきた。これは、抗生物質は仮に治療に役立たなくても「害」は及ぼさない、という前提に基づいている。しかし、それが間違いだとしたらどうなのか——。 人体にはヒト細胞の3倍以上に相当する100兆個もの細菌が常在している。つまり我々を構成する細胞の70-90%がヒトに由来しない。こうした細菌は地球上の微生物の無作為集合体ではなく、ヒトと共進化してきた独自の群れであり、我々の生存に不可欠だ。構成は3歳くらいまでにほぼ決まり、指紋のように個々人で異なる。その最も重要な役割は先天性、後天性に次ぐ第三の免疫である。しかしこの〈我々の内なる細菌〉は抗生剤の導入以来、攪乱され続けてきた。帝王切開も、母親から細菌を受け継

    失われてゆく、我々の内なる細菌 | みすず書房
  • みすず書房

    政治の嘘とシニシズムに対抗するために、どう考えるべきか? アーレントの必読論考二篇を収録した、日語版オリジナル編集。訳文を見直し、巻末に國分功一郎氏による解説「我々は何に驚くべきか」を新たに付す。 詳細はこちら

    みすず書房
  • 1