2008年に入ってから主力メーカーの勢力図が大きく変わったジャンルのひとつに、モバイルノートがある。5万円以下でデビューしたASUSTeKの「EeePC」を筆頭に、最近は国内メーカーでも工人舎製ノートがメディアに採り上げられる頻度が高くなっている。 今回取材したヨドバシカメラ マルチメディアAkibaの売れ筋ランキングは、そんな趨勢を如実に反映していた。1月のヤマダ電機 LABI池袋店、4月のさくらや 新宿西口駅前店のランキングと比べると、その激変ぶりは一目瞭然だ。 モバイルノート市場における“20万円以上が当たり前”という常識は、もはや存在しない。今後は、10万円以下の超小型タイプと、本格的にモバイルするための高級タイプに分けて考えるのがスタンダードとなりそうだ。