ストレスや疲れが溜まると何もする気が起きず、家でゴロゴロと漫画を読んだりテレビを見たりしがちだ。「もっと活発になったほうが心身ともにいいんだろうな……」と思いつつも重い腰が上がらなかった人は、これで気が変わるのではないだろうか。ある研究で、運動をせずに怠惰な生活を続けていると、脳神経にまで影響を及ぼし心臓疾患の原因になることが判明したのである! ・運動不足は脳神経にも影響 運動不足の怠惰な生活が体に及ぼす影響を研究したのは、英ウェイン州立大学のパトリック・ミューラー博士が率いる医学研究チームだ。彼らは、まず実験用マウスを2つのグループに分け、回し車がある檻と何もない檻に入れ経過を見た。すると回し車がある檻にいたマウスは、毎日3時間、定期的に回し車で運動するようになり、そうでないグループは何もしない生活を送るようになった。 3カ月後、研究チームは、血管運動調節と循環器系調節をつかさどる脳内の
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