8月19日、米Intelが米McAfeeを76億8000万ドルで買収することで合意したというニュースに、業界アナリストはさまざまな反応を示した。 両社の関係者は、買収によってIntelの製品群にセキュリティをより深く統合できるようになるとうたっていたが、この取引が合っているのか疑問に思っている向きもいる。 「IntelがPCプラットフォームを保護するためにフランチャイズを拡大したいのなら、McAfeeの買収は素晴らしい取引だ」と米Forrester Researchのアナリスト、アンドリュー・ジャキス氏は語る。「だが、セキュリティをOSに組み込む今のセキュリティアフターマーケットを、歴史のゴミ箱に残された中でましなものというように考えてみると、この取引はむしろ難題だ。そういう見方をすると、IntelのMcAfee買収は、自動車メーカーが馬車用ムチの大手サプライヤーを買収するようなものだ」
ストーリー by reo 2010年06月24日 12時00分 アーケードゲーとコンシューマーゲーみたいなものか 部門より モバイル端末の技術革新が PC 市場よりも速いのには理由があるそうだ (TechCrunch の記事、本家 /. 記事より) 。 PC 市場では Intel がハードウェア革新のペースを決定しており、これが技術を停滞させているという。OEM メーカーらは新たな CPU が出てから、在庫管理及び流通、そしてブランディングを通じて差別化を図っているが、どのメーカーが一番売れようと最終的には Intel と Microsoft に利益が集約するという構図は変わらない。 これに対しスマートフォン市場では激しい競争が技術革新を常に推し進めているとのこと。何十ものベンダーが OEM 設計を巡りバトルを繰り広げており、このため各コンポーネントベンダーがシステム統合及びサポートに取り
台湾で開催されているCOMPUTEXにおいて、Intelは現地時間6月1日、「Atom」に関する一連の発表の中で、同社最小のプロセッサに関する大きな計画を発表した。Intelは、予定よりも早く、同社のネットブックプラットフォームに、さらに高性能なデュアルコアの「Atom」を追加すると述べた。また、予測されていたとおり、タブレットおよび超薄型ネットブック向けに特別に設計された、2011年初頭にリリース予定の次世代Atomプラットフォーム(開発コード名「Oak Trail」)を発表した。 Intelは、エントリレベルのデスクトップPC(かつてはネットトップと呼ばれていたカテゴリ)向けのデュアルコアのAtomを以前から出荷しているが、ネットブック向けにさらに高性能なチップを提供することについてはこれまで躊躇してきた。新しいプロセッサ「Pine Trail」をベースとし、2コアおよび4スレッド構成
米Intelは5月25日(現地時間)、AMD/ATIやNVIDIAがシェア争いを続けているディスクリートGPU (dGPU)市場への参入はないことを再確認する声明を同社Blogへの投稿で明らかにした。同社は2009年12月に「Larrabee」(開発コード名)のキャンセルを発表しているが、一部で挙がっていたdGPU出荷計画の噂を否定するのが狙いとみられる。一方でHPCでの採用計画は継続であり、今後も研究開発投資を続けていく意向であるという。 同件は米Intelグローバルコミュニケーションズ部門製品・技術PR担当ディレクターのBill Kircos氏名義で発表されている。Intelは1999年以来、GPU機能をチップセットに統合(Integrated GPU: iGPU)して出荷を続けており、現在では統合型を含むGPU市場全体で大部分のシェアを獲得している。これらiGPU機能は現行のWest
インテル技術本部 本部長の及川芳雄氏 Intelは5月12日、同日より開催されている「第13回 組込みシステム開発技術展(ESEC 2010)」において、将来の自動販売機のコンセプトモデルなどを公開したほか、日本法人であるインテルのインテル技術本部 本部長の及川芳雄氏が同社の組み込み市場への取り組みの現状を説明した。 同社は以前より、「2015年に150億台の機器が何らかの形でネットワークに接続する」と語ってきたが、及川氏は「クラウドを中心とした巨大なネットワーク媒体が存在することで、組込機器もネットワーク化によりこうした一部となり、それにともなって新たなサービスなどが生み出されることとなる」と、新たなビジネス活用の道が開かれることへの期待を覗かせる。 2015年には150億台の機器がネットワークに接続するが、それはPCや携帯電話だけではない そうした背景の中、同社はIntel Archi
Intelの最高経営責任者(CEO)であるPaul Otellini氏は米国時間5月11日、同社による2010年の投資家向け会議で講演し、PCやタブレット、「スマート」テレビの市場拡大について説明した。 「2010年、PCは初めて1日あたり100万台という大台を超えた。この業界では、1日あたり100万台のPCが製造、出荷、販売されている。2014年までに、この数字は2倍になり、弊社が対応可能なこの市場は(1年あたり)7億台に近づくだろう」とOtellini氏はウェブでストリーム配信されたイベントで述べた。 そして、Intelは5年以内に、全てのデバイス市場で1年あたり10億個のチップを出荷するようになると予測している、とOtellini氏は話した。 ネットブック(Intelの「Atom」プロセッサをベースとする低価格な小型ノートPC)市場について、Intelは今後、健全な成長を見込んでいる
Intelは米国時間5月11日、同社の2010年の投資家向け会議で、デュアルコアのネットブックとタブレットデザインという、将来予定している2つの製品を披露した。同社は間髪を入れずに、IntelベースのタブレットがAppleの「iPad」よりも有利な点を強調した。 IntelのバイスプレジデントMooly Eden氏。米国時間5月11日、2010年投資家向け会議でタブレットのプロトタイプを披露した。 提供:Intel Intelのバイスプレジデントで、同社のクライアントグループを率いるMooly Eden氏はタブレットを誇らしげに披露し、直接的な物言いでIntelベースのタブレットとiPadを比較した(ただし、iPadの名前は出さなかった)。 Eden氏は「USB、SATA(ストレージデバイス用のシリアルATAコネクタ)、安価なメモリソリューションを利用できるほか、プリンタに接続することも可
MaemoとMoblinをマージさせたLinuxベースのモバイル向けOS「MeeGo」。その登場の背景には、NokiaとIntelがそれぞれの立場から新たな市場を勝ち取ろうとする意図が見て取れる。MeeGoはAndroidやiPhoneに並ぶ存在になるのか、それとも別の道を行くのだろうか。 スペインのバルセロナで開催されている世界最大級の通信業界イベント「Mobile World Congress 2010」。Microsoftが発表した「Windows Phone 7 Series」、Adobeが発表したモバイル向け「AIR」およびLiMo Foundationへの参加、さらにモバイルアプリケーションの配信プラットフォームを統合しようとする「Wholesale Applications Community」(WAC)の発足など、今後のモバイル市場に大きな影響を与えるであろう発表が相次いで
2010年5月12日〜14日の3日間、東京・台場の東京ビッグサイトにて「第13回 組込みシステム開発技術展(ESEC 2010)」が開催される。インテルのブースでは、IA(Intel Architecture)を活用することで見えてくる次世代の組込活用の姿を見ることができる。 ESEC 2010におけるインテルブースのイメージ図。手前の円形のIntelロゴの部分が組み込みの将来を感じることができる「Future Concept Zone」 今回の同社の出展テーマは「Intel provides Power of Intelligent,Connected world」。このテーマについて、インテル マーケティング本部エンベデッド&ストレージ製品・マーケティング,プロダクト・マーケティング・エンジニアの廣田洋一氏は「今後、ネットワークという存在は大きなキーワードとなる。これまでネットに接続す
「Sandy Bridge」はおそらく、Intelにとって最も重要な未来のテクノロジだろう。では、Sandy Bridgeとは具体的にどういうものなのだろうか。 Intelはここ12カ月くらいの間、同テクノロジについて慎重な姿勢を取り、断片的な情報しか明かしてこなかった。しかし今では、同テクノロジがIntelをどのように前進させるかについて理解できるだけの情報が出そろっている。 先週北京で「Sandy Bridge」のウエハを初めて披露したエグゼクティブバイスプレジデントのDavid Perlmutter氏。 提供:Intel 簡単に言うと、Sandy BridgeはIntelの次世代のマイクロアーキテクチャだ。つまり、同社プロセッサの再設計である。チップの再設計はIntelにとって最も重要な取り組みであり、2年ごとに実施されている。現行の設計である「Nehalem」は2008年11月に発
ソニーとインテルとGoogleのタッグ。 グーグルが居間に熱い視線を注いでいるのは分かっていたんですが、NYタイムズが伝えた詳細によると、ソニー、インテル、Logitech(ロジクール)と一緒にウェブコンテンツをAndroid対応型セットトップボックスとテレビに配信する野心的プラットフォームを極秘で共同開発してるそうですよ。 その名も「Google TV」。 AppleTVそっくり! これまでにもネットのコンテンツをTVに自然に統合する試みは沢山ありましたけど、どれも結果は鳴かず飛ばずです。グーグル(+提携各社)はこの新プラットフォームでなんとか風穴を開け、番組のチャンネル切り替えるノリでゲーム、ウェブアプリ、グーグル検索はもちろん、Twitterみたいなサービス、YouTubeみたいなサイトまで居間の大画面で気軽に楽しめる環境を整備したいと意気込んでます。 記事によると、Google T
パソコンの春モデルが早くも各社から登場した。新モデルのトレンドを見ていこう。 【詳細画像または表】 一番のトピックスは、米インテルが1月8日に発表した最新CPU「Core i」シリーズだ。各メーカーとも主力モデルへ積極的に採用し、基本性能を引き上げてきた。ネットブック向けの低消費電力CPU「Atom」も世代交代し、消費電力が約20%削減されている。 Core iシリーズは、複数の中核回路を持つマルチコアCPUだ。一番の特徴はグラフィックスチップをCPUに統合したこと。昨年9月、11月に発表したCore iシリーズは、デスクトップ向けの製品が多かった上、グラフィックスチップが非搭載だった。価格競争の厳しいパソコン市場の中で、グラフィックスチップを別に搭載してしまうとその分、コストを押し上げてしまう。このため、メーカー製パソコンへの採用は今ひとつ進まなかった。1月発表の新Core iシリ
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