2人の登山者たち サードマン現象(サードマンげんしょう、英語: The Third Man factor、別名:サードマン症候群)とは、登山家や探検家、不測の事故や災難に遭遇した人などが生死を左右する危険な極限状態の苦境に陥った時に、霊のような目に見えない第三者(the third man)的な存在が現れて安心や支えをもたらし、生還に導かれたという体験報告の現象を指す[1]。 歴史[編集] イギリスの探検家アーネスト・シャクルトンが1914年から1916年にかけてサウスジョージア島を横断探検した模様を記録した回想録『南へ――エンデュアランス号漂流記』(1919年)の中で、形のない存在(英語版)が彼の旅に加わり、旅の最後の行程ではもう2人が加わったと述べている。シャクルトンは、「サウスジョージアの名もない山々や氷河を越えた36時間におよぶ長くつらい行軍のあいだ、ときおりわれわれは3人ではなく
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