拡大する 「生誕300年 若冲」展の会場。楕円形の壁面の中央に「釈迦三尊像」3幅、その両側に「動植綵絵」30幅が並ぶ=東京・上野公園の都美術館、飯塚悟撮影 「奇想」で知られる江戸中期の町絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう、1716~1800)。その生誕300年を記念する回顧展が東京・上野公園の都美術館で開かれ、連日長蛇の列ができている。近年にわかに注目され、日本美術では有数の人気画家に。平成の「若冲ブーム」は頂点を迎えている。 若冲は花鳥画や水墨画を手がけ、モザイク風の描法や独自な技法の版画にも挑んだ。その多彩な作品から主要な89点を選んだのが、今回の「生誕300年記念 若冲展」。先月22日に開幕し、今月8日現在で入場者は20万に迫るという(会期は24日まで)。 最大の見どころは、仏画「釈迦三尊像」3幅と「動植綵絵(さいえ)」30幅の展示室。その理由を監修者の一人、小林忠・岡田美術館館長はこう話
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