大ヒットアルバム「Hysteria」で世界を沸かせたデフ・レパードだが、ハードロック/ヘヴィメタルファンから支持を得るのはサードアルバムとなる本作だろう。AC/DCとの仕事で知られるプロデューサー、Robert John "Mutt" Langeを迎えて、エッジーでハードなサウンドとキャッチーなコーラスワークを武器にチャートを席巻。MTV時代のヘヴィメタルバンドを象徴する存在となった。"フーリン'"や"ロック・オブ・エイジ"といったロックアンセムを収録、アルバム全体がエネルギッシュでハードにドライブする。特にリードシングル"フォトグラフ"の魅惑のメロディラインと抜群のポップセンスは、ジャンルを超えて全ての音楽ファンにアピールする。
コーンならではのダークでフリーキーな持ち味はそのままに、少しキャッチーで聴きやすい要素が前面に出た3作目。全米チャートで初登場1位を獲得し、本国アメリカだけで500万枚以上の累計セールスを記録している。シングルカットされた"Got the Life"や"Freak on a Leash"もヒットした。プロデュースはスティーヴ・トンプソンとToby Wrightが手がけ、ミキシングは名匠ブレンダン・オブライエンが担当。タイトルのみならずTodd McFarlaneが描いたジャケットのイラストが、まさに彼らが当時のシーンでトップに立っていたことを象徴している。バンドにとって最大のヒット作にして、ニューメタルを世界に浸透させた作品。 1998年8月18日 14曲、1時間7分 ℗ 1998 Epic Records, a division of Sony Music Entertainment
2005年5月23日 12曲、53分 ℗ 2005 Interscope Records and Sony BMG Entertainment
2012年11月21日 12曲、51分 ℗ 2012 UNIVERSAL SIGMA, a division of UNIVERSAL MUSIC LLC
R.E.M.にとっては、1991年の『Out of Time』や同作からの意外なヒットシングル「Losing My Religion」が、あれほどまでに自分たちの人生を変えるとは思いもしなかった。「カイリー・ミノーグのアルバムを作ってるような人かマックス・マーティンでもない限り、ヒット作の影響なんて分かるはずもない」と、ベーシストのマイク・ミルズは、リリースから30年経った今、Apple Musicに語る。「『Losing My Religion』は、はっきりしたコーラスが一つとしてない、マンドリンがメイン楽器の5分間の曲だ。そんな曲がヒットするなんて予想できるわけがない。分かりようがなかったから、とにかく出してみたのさ」 1980年代の大半にわたって、ジョージア州アセンズ出身のオルタナティブロックバンドである彼らは段階的な成功を思うがままに満喫していた。特に1988年の『Green』は彼
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く