R.E.M.にとっては、1991年の『Out of Time』や同作からの意外なヒットシングル「Losing My Religion」が、あれほどまでに自分たちの人生を変えるとは思いもしなかった。「カイリー・ミノーグのアルバムを作ってるような人かマックス・マーティンでもない限り、ヒット作の影響なんて分かるはずもない」と、ベーシストのマイク・ミルズは、リリースから30年経った今、Apple Musicに語る。「『Losing My Religion』は、はっきりしたコーラスが一つとしてない、マンドリンがメイン楽器の5分間の曲だ。そんな曲がヒットするなんて予想できるわけがない。分かりようがなかったから、とにかく出してみたのさ」 1980年代の大半にわたって、ジョージア州アセンズ出身のオルタナティブロックバンドである彼らは段階的な成功を思うがままに満喫していた。特に1988年の『Green』は彼
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