台所仕事、あるいは台所仕事をする下女をいう。語源には諸説あって定めにくいが、江戸時代、町家の台所仕事をする下女に「お三」とよばれる者が多く、名前の下に添える丁寧語「どん」をつけて、「お三どん」と呼び習わされていたことから、転じて台所仕事をいうとするのが通説である。また「お三」については、大奥の居間「御三の間」の略とも、かまどをいう「御爨(おさん)」の洒落(しゃれ)とも、下司(げす)の老女の意「長女(おさめ)」の転訛(てんか)ともいわれる。 [棚橋正博]
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