安土桃山時代の茶人大名、古田織部をフィーチャーした菓子メーカー「フルタ製菓」(大阪市生野区)のテレビCMが話題を呼んでいる。 実在の肖像画を動かし、目から光線を発射させたり、ウインクさせたり、頬を赤くさせたりとやりたい放題。遊び心満載の演出に仕上がっている。そもそも、なぜ古田織部をCMに起用したのか、同社に聞いた。 創業者の古田氏との関係は... 古田織部は、正式には「古田織部正重然(ふるたおりべのしょうしげなり)」という安土桃山時代の大名で、織田信長や豊臣秀吉に仕えた。茶の湯文化を牽引し、千利休の高弟「利休七哲」にも数えられている。信長や秀吉に比べ知名度では劣るものの、マンガ・アニメ作品「へうげもの」で主人公になるなど近年注目が高まっている。2015年に没後400年を迎えた。 そんな古田織部をテレビCMで大抜擢したのが、フルタ製菓だった。CMは全部で4本。うち15秒のもの2本が16年9月
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