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ブックマーク / www.nli-research.co.jp (5)

  • 感染症の現状 (前編)-医療関連感染の防止には何が必要か?

    保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也 ■要旨 人類は、有史以前から、常に感染症と闘ってきた。現在も、その脅威から完全に逃れることはできていない。 感染症は、医療が対象とする病気の一種ではあるが、感染症への対処はその範疇にはとどまらない。予防時やアウトブレイク時の各種対策は、自然災害のものと似ており、社会制度、社会心理など、幅広い領域に関係してくる。 稿と次稿の2回に渡り、感染症の現状を概観していく。読者が、感染症の予防や拡大防止の対策に興味を持っていただければ幸いである。 ■目次 0――はじめに 1――「感染」とは 1|「感染する」とは 2|感染症の原因微生物は、コッホの4原則を満たすことにより実証される 3|感染には、感染源、感染経路、宿主の3つの要素がある 2――感染症の分類 1|感染原

    感染症の現状 (前編)-医療関連感染の防止には何が必要か?
  • 日本で死語となった「赤信号みんなで渡れば怖くない」が今なぜ中国で復活したのか?

    今から約30年前の1980年、日では「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉が流行語となった。当時活躍していたツービート(映画監督としても有名になったビートたけし(名:北野武)とビートきよしによる漫才コンビ)が流行らせた懐かしいギャグである。これが今年10月、中国でも脚光を浴びた。中国語版ウィキぺディア「互動百科」が12月11日に発表した10大ネット流行語に「中国式過馬路(中国式道路横断)」が入ったのである。あるネットユーザーが「赤信号みんなで渡れば怖くない。信号なんて有っても無くても関係ない」と投稿したのがキッカケといわれる。その後も様々な意見がネット上で飛び交う中で、「中国人は集団になると規則を守らない」という意見が浮上、赤信号を無視して集団で道路を横断する現象を「中国式過馬路」と呼ぶようになったようだ。 日では既に死語となった今なぜ中国で復活したのだろうか。まず思いつくのは、

    日本で死語となった「赤信号みんなで渡れば怖くない」が今なぜ中国で復活したのか?
  • 「分かち合う」幸齢社会-“おひとりさま”時代の「老い支度」

    高齢化が進む日は、同時に世界で最も長寿な国のひとつである。平均寿命は男性79.4年、女性85.9年だ。一方、今後の超高齢社会は単身世帯が増加し、孤立死など高齢者の社会的孤立が深刻な“おひとりさま”時代でもある。このような社会のなかで、どうすればこれほど長くなった人生を幸せに暮らすことができるだろう。ここでは“おひとりさま”時代の「老い支度」について考えてみよう。 今年6月、岩波ホールで「キリマンジャロの雪」というフランス映画を観た。港町マルセイユを舞台にした熟年夫婦の物語だ。夫は労働組合の委員長だが、会社のリストラにより多くの同僚とともに解雇されてしまう。その時、子どもたちが夫婦の結婚30周年記念にアフリカ・キリマンジャロへの旅行券をプレゼントしてくれる。しかし、ある日強盗に押し入られ、預金とともに旅行券も奪われてしまうのだ。 やがて犯人は夫と一緒に解雇された元同僚で、幼い二人の弟を養っ

    「分かち合う」幸齢社会-“おひとりさま”時代の「老い支度」
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2012/08/21
    『幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合ったときだ』…
  • 日本の高齢者の幸福感が高くないのは、お金を使うことに幸せを感じないためか?

    先進国では経済的な豊かさを表す国内総生産(GDP)が成長したにも関わらず、人々の幸福感が高まっていないと言われている。そこで、幸福感はどのような要因で決まるか研究が行われている。 世界的な研究では、若いうちは年齢が上がるにつれ幸福感が低下し、40~50歳程度で最も幸福感が低くなり、高齢になると再び上昇すると言われている。一方、日では高齢者の幸福感はそれほど高まらないという研究もある。 それでは、日の高齢者の幸福感は何に左右されているのだろうか。経済学ではお金を使うこと(消費)により、幸福感が得られる(効用が高まる)としているので、旅行趣味などを含めて消費水準が高い人ほど幸福なのだろうか。これに対して、幸せはお金では買えないとも言われるが、当にそうなのだろうか。そこで、筆者らの研究グループでは、高齢者の幸福感の源泉について研究を行った。 この研究は途中段階ではあるが、現状で得られてい

    日本の高齢者の幸福感が高くないのは、お金を使うことに幸せを感じないためか?
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2012/08/18
    結論は「老後に供えて貯金しなはれ」。いまの食いぶちに困る段階ジュニア且ワープア世代にはきびしいカモなぁ( ̄(工) ̄).…。
  • 組立は中国で、設計はカリフォルニアで ~ iPhoneの価値とは?

    2011年10月5日、アップル社の共同設立者の一人であるスティーブ・ジョブズ氏が逝去したとの報道が世界を駆け巡った。 連日の報道でジョブズ氏とアップルについての歴史を目にする機会も増えた。それらを見るにつけ、イノベーションによって成長を実現してきた象徴だとつくづく思う。オバマ大統領は追悼声明の中で彼を「米国の最も偉大なイノベーターのひとりだった」と述べている。 特に、携帯電話のiPhoneを発表してからアップルは、イノベーターとして目立つようになった。 これは、かなり売れた。 携帯音楽プレイヤーや携帯電話という機能的に同じモノが浸透していた先進国でも、売れた。 ジョブズ氏はiPhoneを初めて紹介する際に「電話を再発明する(reinvent the phone)」と述べたが、実際、ケータイとは違うモノを発明したかのように、新しい需要を喚起した。 イノベーションは、先進国が成長するのに欠かせ

    組立は中国で、設計はカリフォルニアで ~ iPhoneの価値とは?
    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2011/10/15
    「アップルではモノを製造してないけど、アップルでないとiPhoneは設計できないし、さらに、iPhoneによって生活習慣が変わったという点では、ライフスタイルまで設計しなおしたと言える」
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