KDDIはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」向けの格安通信サービスに参入する。この事業を手がけるベンチャー企業、ソラコム(東京・世田谷)を約200億円で買収する。主力の携帯事業はスマートフォン(スマホ)の普及の一巡で伸び悩む。成長分野であるIoTを巡る競争が激しくなりそうだ。月内をめどにソラコムの発行済み株式を全て取得する。ソラコムは2014年11月創業で、従業員数は約40人。15年9月
常時稼働のサーバーを持たずにシステム基盤を構築する「サーバーレスアーキテクチャー」の採用が、ユーザー企業の間で広がりつつある。特にIoT(Internet of Things)やモバイルのシステムで採用が目に付く。主な三つの課題に、サーバーレスアーキテクチャーの特徴が効果を発揮しやすいためだ。 サーバーレスアーキテクチャーは、常時稼働のサーバー(仮想マシン)無しでシステムを構築する設計手法。サーバーの処理が必要な何らかの「イベント」が発生すると、その都度サーバーを生成して対応する仕組みである。軽量のサーバー生成技術であるコンテナー型仮想化で実現する。 ユーザー企業が実際にシステムを構築する際には、コンテナー型仮想化技術を応用した「イベント駆動型コード実行サービス」と呼ばれるクラウドサービスを利用することが多い。同サービスは米Amazon Web Services(AWS)の「AWS Lam
Amazon Dash Buttonについて、人と話す機会が何度かあったので、 いかにAmazon Dash Buttonがヤバイかを毎度説明するのだが、 「あんな電池が一年で切れるデバイスは使えない」 「商品がドラッグストアよりも高いのに買うやつはいない」 といった的外れな答えが割と帰ってきて、もんにょりすることが多いので、私が思うヤバさを解説してみようと思う。 エンジニアリング的なヤバさ Amazon Dash Buttonは、どう考えてもビジネスモデルから逆算してハードウェアを設計しているので、ハードウェアから設計して、ビジネスモデルを作ろうとしている連中は絶対に勝てない。 ビジネスモデルによってハードウェアに対する要求は大幅に変わる。 IoTデバイスはコスト、大きさの面でリソースが限られているため、限られたリソースをどこに割り振るかで、要求を満たせるかどうかが決まる。 Amazon
2022年7月2日追記 コメントをいただいて気づいたのですが、過去の「よくある質問集」にあった ホームページでの公開は、成果の発表にあたりますので、届出が必要です。 などの記述が消えて、 気象観測データをインターネット上のホームページ等で掲載する場合には、その観測データの特徴を踏まえた適切な利用につながるよう、観測データの特徴(例えば、観測の目的や観測場所等)を明示するよう努めていただきますようお願いします。 との記述が追加されていることを確認しました。 現実的な運用になり、嬉しく思います。 2022年7月3日追記 気象観測施設の届出と気象測器の検定 のページ内にある 解説資料「気象の観測を行う場合に」 [PDF形式:218KB] の6-7ページ(PDF上では7-8ページ)に、観測データの特徴の具体的な記載例が書かれています。 平成30年(西暦2018年)3月の文章です。 気づいてあげられ
さまざまなモノをインターネットに接続する「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。 IoTは家電やウェアラブルデバイスなど身近なモノに導入されていて、もはや生活に欠かせないものになりつつあります。 そんな中、低価格のシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」はIoTの自作がしやすいと注目を集めていて、入門記事も増えてきました。 「Raspberry Pi」の入門に役立つ記事を7本ピックアップしましたので、IoTガジェットの開発に興味がある方はぜひご覧ください。 IoTの自作で注目されるRaspberry Pi https://www.raspberrypi.org/blog/raspberry-pi-3-on-sale/ 「Raspberry Pi(ラズベリー・パイ)」はイギリスのラズベリーパイ財団が開発し
「次のパラダイムシフトであるIoT(インターネット・オブ・シングズ)に将来を賭けた」。ソフトバンクグループの孫正義社長(写真1)は2016年7月18日(英国時間)、英ロンドンで記者会見を開き、英ARM Holdingsを約240億ポンド(約3.3兆円)で買収する理由などを語った(関連記事:ソフトバンクが英ARMを約3.3兆円で買収へ) 。 孫社長はソフトバンクグループが、テクノロジーの大きなパラダイムシフトが始まる初期に、必ず大きな投資をしてきたと説明する(写真2)。PCが登場した1980年代にはソフトウエアの流通会社としてソフトバンクを起業し、PCインターネットが登場した1990年台半ばには米Yahoo!に出資。PCブロードバンドが登場した2000年代始めには「Yahoo! BB」を開始し、モバイルインターネットが登場した2000年台半ばには英ボーダフォン日本法人を買収した。 孫社長はI
IoT(Internet of Things)ブームが来ている。「FinTech」や「AI(人工知能)」のように、新聞でもIoTの文字を頻繁に目にする。IoTは、ITベンダーだけではなく、ITを活用する側にとってもこれから数年、大きなインパクトを与えるキーワードであることは間違いない。 どの程度の盛り上がりなのか、プレスリリース検索サイトを使って調べてみた。すると2016年に入って約半年で、IoT関連の製品/サービスに関するプレスリリースは約180あった。営業日ベースで1日1.3本、IoT関連のプレスリリースが登場している換算になる。試しに「フィンテック/FinTech」を同じ期間で調べてみると、該当するプレスリリースは約50。IoTの盛り上がりは相当なものといえそうだ。 記者もブームに乗ってみようと2016年に入り、IoT分野を集中的に取材している。ところがIoT製品/サービスを提供して
従来は「消費電力が大きい」とされてきたWi-Fiの弱点を解消する新しい技術が開発されました。ワシントン大学の研究チームが開発した「Passive Wi-Fi」は、通信速度に影響を与えることなく必要な電力を最大で従来の1万分の1程度にまで激減させることが可能で、スマートフォンなどのバッテリー消費を削減可能なほか、モノのインターネット(モノがネットにつながる社会)の普及にもつながりそうな技術となっています。 Passive Wi-Fi http://passivewifi.cs.washington.edu/ Researchers create super-efficient Wi-Fi | Ars Technica http://arstechnica.com/information-technology/2016/02/researchers-create-super-low-power
電話番号と聞けば電話をかけるためのもの。こんな当たり前の常識が通じない時代が訪れようとしている。総務省は2015年12月、電話をかけるのには使ってはいけない電話番号、を新たに取り決める方針を固めた。 電話番号なのに電話に使ってはいけない、というのはまるで、なぞなぞである。断っておくがこれは決して怖い話ではない。しかし現実に起ころうとしている。順を追って説明しよう。 本当の名前は"電気通信番号” 総務省が割り当てるのは「020」で始まる11桁の番号。その数は合計で8880万番号だ。2017年度にはこれら全てを、IoT(Internet of Things)やM2M(Machine to Machine)サービスの利用に限定して割り当てる。電話をかけるのには使ってはいけないことも取り決めるのだ。 IoTやM2Mのサービスなのに、なぜ電話番号が必要なのか。こう疑問に思う読者も多いだろう。そこでま
最近IoTという言葉がやたら流行ってるけど、IoTってなんだろう?と結構モヤモヤしてたりしてる。 同じ言葉使ってるけど、人によってなんか意味が違ったりで、何を指してるんだろうと。 そんなときに andoo.hatenablog.com こちらの記事を読んだのですが、少しIoTとはなんなのか考えてみたので、まとめてみたいと思います。 IoTとは IoTを、インターネット接続ができるモノを作ろうとするメーカームーブメント、から考えてみたい。 昔から通信モジュール付きのマイコンや電子工作、機械工作などを駆使して、役に立つものを作っている人はいた。しかし割と高い専門性が求められ、一般の人や個々の技術のみを持つエンジニアにとってハードルが高かった。 それが、以下のようなIoTインフラが整備されててあり、開発のハードルが下がりつつある。 安価な小型PCデバイス 3Dプリンタなどのプロトタイプ作成環境
ソニーの「MESH project」をご存知だろうか? ソニーの新規事業創出プログラム「First Flight」から登場したプロジェクトで、Bluetooth対応の「電子ブロック」的なセンサーモジュール「MESHタグ」を組み合わせて、電子工作を楽しめる製品だ。制御用ソフトとして、iOSで使用できる「MESHキャンパスアプリ」が用意されている。2014年に米国で開催されたものづくりの祭典「Maker Faire Bay Area 2014」へ出展し(関連記事:ものづくりの祭典「Maker Faire 2014」が開催、日本からも参加が急増)、2015年には米国のクラウドファンディングのサイトIndiegogoで資金集めに成功して、注目を集めた(図1)。 このMESH projectが2015年10月22日に、これまで4種類あったMESHタグに、さらに3種類の新センサーを追加すると発表した。
2004年くらいからITという産業に関わり始めて、その頃は主流はフレッツISDNくらいだった。そこからADSLになり、FTTHになって、FTTHが主流になったのは2007年くらいかな。体感として。わずか5年程度で主流が変わった。 ISDNの頃のATMの装置は切り替えられ、電話線がメタルに、ファイバーになった。 ファイバーになって収容装置は変わって、伝送距離、光の減衰を意識するようになり、考え方は大きく変わった。FTTH以上の固定回線技術はなかなか普及しないかも。 FTTHを効率的に使う技術は流行しても、それ自体は変わらなそう。GE-PONがG-PONに変わるくらいかな。 これと同じことがモバイルのパケットコアで起きていることに驚愕した。 EPCは従来、エリクソンやNEC、ノキアといった100年企業が作り上げてきたモバイルネットワークの完成系の一つで、これからはハードウェアをACTAベースか
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