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国家に関するhogeanonym_20101012のブックマーク (2)

  • イスラーム国の衝撃 (文春新書) by 池内恵 - 基本読書

    イスラム国関連の書籍をざっと4,5冊読んだが1冊選ぶとしたらこれだな。次点としてロレッタ・ナポリオーニの『イスラム国 テロリストが国家をつくる時』はイスラム国のメディア戦略とテクノロジー、あとは世界政治の中での立位置にページを割いていてまとまっているのが良かった。それに対して書『イスラーム国の衝撃』はイスラム国(伸ばし棒うつのが面倒臭いから書名以外では省略する)イスラム国そのものの成り立ち、疑問点に思想と政治両面からフォーカスした内容でその分ぎゅっと詰まっていてわかりやすい。 今や日人の脳内にもくっきりとその特異性が刻みつけられているイスラム国だが、ニュースをみているだけだと時間や文字数上の制約からどうしても「今まさに起こっている事象そのもの」に対してのあーだこーだに終始することになる。成り立ちから今後まで見通していく為には新書程度でもまとまった分量で読むのがいいだろうと思う。何しろ歴

    イスラーム国の衝撃 (文春新書) by 池内恵 - 基本読書
  • ニューヨーク、21世紀が始まった場所。/米国訪問記(2) - デマこい!

    エンパイアステートビルもロックフェラーセンターも後回しにして、私は911メモリアル・パークを訪ねた。なぜなら、そこが「21世紀の始まった場所」だと思うからだ。 20世紀は1904年2月8日の旅順港で始まった。日露戦争は世界初の国家間の近代戦争であり、「国家と戦争の時代」という20世紀の特色を決定づけた。一方、21世紀は「個人の時代」である。この時代を決定づけた事件があるとすれば、それは間違いなく9.11米国同時多発テロだろう。21世紀はニューヨークで始まった。 20世紀は「国家と戦争の時代」だった。 二度の世界大戦と多数の紛争により、国境が何度も書き換えられた。近代戦争は総力戦であり、勝利には国民の協力が欠かせない。だから国家が強い権限を持ち、国民の権利を制限することもいとわなかった。その最たる例は、第二次大戦中の日軍のカミカゼだろう。程度の差はあれ、あらゆる国家が強制力を持ち、国民を統

    ニューヨーク、21世紀が始まった場所。/米国訪問記(2) - デマこい!
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