「わらしべ長者」というお話をご存じだろうか? 子ども達に人気の現代に伝わるおとぎ話である。実は、この「わらしべ長者」に、将棋上達に通じるヒントがあると言えば、驚かれるだろうか?ご存じない方のために、あらすじを紹介しよう。 貧しい男が、夢の中で観音さまから「手に入った物を持って旅にでなさい」と言われる。男はお告げを信じ、旅に出ようとするが、その矢先、つまづいて転んでしまう。手を見ると、そこには「一本のわらしべ」があった。男はアブを捕まえ、わらしべの先に結び付けて旅に出る。 途中、泣きじゃくる赤ん坊がいたので、アブつきのわらしべをあげる。すると母親がお礼にとミカンをくれた。次に出会ったのは、のどの渇きに苦しむお嬢様。ミカンをあげると、お返しに、上等な反物をくれる。このように、誰かに出会うたびに、元々は単なる「わらしべ」がどんどん、高価なものに換わり、最後には屋敷を手に入れてしまう。そんなお話で
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