「鯛よし百番」の外観。大阪・飛田新地で(2021年10月12日撮影)。(c)Philip FONG / AFP 【12月19日 AFP】大阪の歓楽街・飛田新地(Tobita-Shinchi)の一角に、ひときわ目立つ建物がある。約100年前に建てられた旧遊郭「鯛よし百番」だ。今、その保存修復プロジェクトが進められている。 遊郭として使われなくなってから数十年。現在は料亭として営業する木造2階建ての建物は、色街のイメージが強いこの一帯の象徴的な存在だ。専門家によると、大正時代の建築物が大きな建屋として残っている珍しい例だという。 建築史家である大阪府立大学(Osaka Prefecture University)の橋爪紳也(Shinya Hashizume)教授は「100年ほど前の日本の和風建築は、空襲あるいは大きな火災で相当燃えている」と話す。「戦前からある遊郭建築は非常に少ない」と言う。
環境や労働者の人権問題に配慮した商品やサービスを選ぶ「エシカル(倫理的)消費」が広がり始めた。 人権を守りながら生産された素材を選んだり、動物愛護の観点から人工の毛皮を使ったりする「エシカルファッション」が、若者の間で関心を集めている。 狭いスペースで飼育されたニワトリではなく、自由に動き回れる「平飼い」の鶏卵を使った料理を提供する飲食店やホテルも増えつつある。 問題は「何がエシカルか」について基準が明確ではないことだ。 毛皮の不使用をうたっても、生産過程で人権侵害があればエシカルとは言えない。材料の調達から店頭に並ぶまで全ての過程において配慮が求められる。 一般社団法人「日本エシカル推進協議会」が今秋、企業向けに基準を作り、公開した。 環境保護、人権の尊重、動物福祉などについて、計43項目を各企業が自己評価する。項目ごとに具体的な達成目安を示した。 たとえば、「2050年に温室効果ガスの
多様な分野で活用が広がるドローン(小型無人機)がハチの駆除に導入されている。駆除作業では強力な毒針を持つスズメバチに刺され、年10~20人程度の死者が出ている。巣を取り除くには手作業が不可欠だが、ドローンを使うことで安全性は飛躍的に高まるという。 山深い兵庫県北部の養父市草出で11月上旬、2階建て倉庫の軒部分に直径約35センチのスズメバチの巣がぶら下がっていた。「ブーン」とプロペラ音を響かせるドローン(幅約80センチ)を数メートル離れた地上からリモコン操作し、慎重に巣に近づけていく。バキューム機能があり、ラッパのように先端の広がった筒が飛び交うハチや巣を吸引した。仕上げの手作業を含めて約2時間で、女王蜂とみられる個体を含む100匹以上を退治して巣を取り除いた。 ハチ駆除にドローンを活用するのは清掃用品のレンタル販売やミスタードーナツの運営を手がけるダスキン(大阪府吹田市)。県と公益財団法人
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