今や植物由来のタンパク質でできた代替肉「ベジミート」は、世界中に広がっており、選択肢の1つとしてベジミートの食品を販売する企業も多い。 動物の肉の代替えとしての「植物肉」であることから、商品名に「ソーセージ」や「ステーキ」といった言葉を用いられることも少なくない。 だがフランスでは、2022年10月から、植物由来のベジミートにはそうした名称を使用することを禁止する新たな法的規制が設けられた。違反すると罰金となる。 本物のソーセージやステーキでもないのに、食肉と同様の名前にするのは紛らわしいし、正当性がないというのがその理由だ。