ニマンへミンへ行った時に見た菩提樹です。 チェンマイの木の中で一番背の高い木であり、 お釈迦様がこの木の下で悟りを開いたというところから 寺には必ずあり、しかも大事にされています。 この菩提樹は、ある寺の境内にあった菩提樹です。 たぶん、両手を広げて5人分くらいの太さではないでしょうか。 血管のような枝が何本も時間をかけて撚り合わされ、もう離れようのないほどしっかりとくっついていて、太い1本の幹よりもはるかに強い感じがします。 植物は、優しげで可憐でそんなイメージを持っていますが、 こういう植物の姿を見ると、動物にはない執念深く獰猛なものを秘めている気がしてきます。 何もこんな樹の下で悟りを開かなくても と、思ってしまうのですが、インドから伝わってきた仏教ですから、この気候に適した樹、そして大きく枝を広げ日陰をつくる菩提樹が選ばれたのではないかと思います。 これは、私見で、菩提樹にはもっと