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ブックマーク / xtech.nikkei.com (59)

  • 怒りを通り越してあきれるOracleユーザー

    Oracle DatabaseDB)は信頼性や可用性が高く、当社のシステムには欠かせない。しかしここ数年、保守料が右肩上がり。IT予算に占めるOracle DBの保守料金の割合が増えて困っている」。 製造業A社のシステム部長は悩んでいた。会計や販売管理、生産管理など社内の主要なシステムは全てOracle DBを利用している。しかし開発時期はバラバラで、システム構築を依頼したITベンダーもシステムごとに異なっていた。Oracle DBのライセンスはシステム構築に合わせて、その都度購入している。システムごとに同じOracle DBとはいえ、バージョンは異なり、システム部門の保守作業も手間になっていた。 「Oracle DBを使っているシステムの維持費用を削減したい」。こう考えたシステム部長は、安定稼働していて、今後も大きな業務機能の変更もないと想定できるシステムのデータベースの保守契約を止

    怒りを通り越してあきれるOracleユーザー
  • [落とし穴1]ネットワークがつながらない/遅い

    では、XPからWindows 7へ移行するときの注意点(落とし穴)を見ていこう。まずは、「ネットワークにつながらない/遅い」だ。 これは、XPで使っていたファイル共有サーバーやNASに、移行後アクセスしようとしてもアクセスができない、できてもデータ転送速度がXPのときより格段に遅いといったトラブルである。アクセスできない場合によくある原因が、「LanManager(ランマネージャー)認証のレベルが異なる」ことだ(図1)。XPとWindows 7以降で初期設定が変更された結果起こる。

    [落とし穴1]ネットワークがつながらない/遅い
  • 実録!iPhoneをバックアップ/復元してみた

    2011年7月某日、記者が仕事で使っている米アップルのスマートフォン「iPhone 4」が故障した。機器を交換しデータを復元するまでの体験レポートを紹介する。 新品のiPhoneに交換 今回、記者が直面した不具合は、体下部にある「ホームボタン」の動作不良。アプリの切り替え操作などで多用するボタンだが、押しても反応しない現象が頻発していた。 iPhoneのデータは、アップルの管理ソフト「iTunes」でバックアップできる(図1)。iPhoneをパソコンに接続すると自動的に保存される仕組みだが、設定によってはいくつかのデータが保存されない場合がある。修理の前に「デバイス」アイコンを右クリックして表示する「バックアップ」を手動で実行すれば確実だ。

    実録!iPhoneをバックアップ/復元してみた
  • オージス総研が業務フロー作成ツール無償公開、ExcelとOpenOfficeのアドイン

    オージス総研は2012年1月17日、業務フロー作成ツール「Activity Diagram Drawing Tool」を無償公開した。アドインツールとしてMicrosoft ExcelまたはOpenOffice.org上で利用する。すでに大手信託銀行などで利用実績があるという。 Activity Diagram Drawing Toolは、作業や文書などを表現する記号を、オブジェクトパレットから選択し、作業の担当を区分するレーンテンプレートに貼り付けることで業務フロー図を作成できる。すでに導入している大手信託銀行では、Activity Diagram Drawing Toolで200業務以上のフロー図を作成したという。 オージス総研では、Activity Diagram Drawing Toolを利用した業務の可視化(見える化)のトレーニング「可視化スターターキット」などのサービスを提供す

    オージス総研が業務フロー作成ツール無償公開、ExcelとOpenOfficeのアドイン
  • NTTデータがHinemosを強化、Hyper-VとKVMも管理可能に

    NTTデータは2011年8月8日、オープンソースの統合運用管理ソフト「Hinemos」を強化し、管理可能な仮想サーバー環境を拡充した。これまでのVMware/Xen/Oracle VMに加え、新たにHyper-VとKVMを管理できるようにした。有償オプションの新版「VM管理オプション Ver.2.2.0」として、購読ライセンスの形態で提供する。2011年8月8日にKVM対応版を、2011年9月末(予定)にHyper-V対応版を出荷する。価格は100万円前後から。 Hinemosは、エージェント・マネージャ型の統合運用管理ソフトである。管理対象となるサーバー機(LinuxおよびWindows Server)にシステム監視エージェントを導入し、管理サーバーとなるマネージャから、ネットワーク機器などとともに一元管理する。機能は大きく、システム稼働監視、パッチ適用などのデプロイ管理、ジョブスケジュ

    NTTデータがHinemosを強化、Hyper-VとKVMも管理可能に
    honamis
    honamis 2011/08/21
  • ボランティアのオープンソースはもうだめか

    日経Linuxは毎号、付録DVD-ROMに注目のLinuxディストリビューションを収録している。最新号には7月10日に公開された「CentOS 6.0」を収録しよう、と考えていた。CentOSは、企業向けLinuxで最もシェアが高い「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」を基に作って無償で配布している“RHELクローン”だ。日経Linuxの読者ではUbuntuに次いで2番目に利用が多い。IDC Japanの今年5月の調査では、サーバーの設置台数に対するOSの搭載比率で、CentOSが2割も占めている。 しかし実際、DVDーROMに収録したのは「Scientific Linux 6.0」だった。Scientific LinuxもRHELクローンの一種。だが、日経Linuxの読者どころか日国内にはまだほとんどユーザーがいないものである。 主要メンバーの離脱が原因 異例

    ボランティアのオープンソースはもうだめか
    honamis
    honamis 2011/08/12
  • データベースの内部動作を知る

    SQLのプログラミングは奥が深い。特にパフォーマンスの観点から、そう言えるだろう。 みなさんご承知の通り、同じ結果を出すプログラムでも、SQLの書き方次第で処理時間に何倍もの差が生じ得る。効率の悪いSQLを書いてしまう原因は、多くの場合、リレーショナルデータベースの内部動作やアプリケーションに関する理解不足である。両者をよく知った上で最適なSQLを書けるようになることは、システムエンジニアとしての重要なスキルの一つである。 特集『基礎から理解するデータベースのしくみ』では、リレーショナルデータベースの内部動作について、基的な部分を分かりやすく解説している。SQLプログラミングに役立つことはもちろん、SQLチューニングやデータベース設計のための基礎知識としても不可欠だ。 イントロダクション ブラックボックスのままでいいの? Part 1:SQL文はどのように実行されるのか SQL実行までの

    データベースの内部動作を知る
    honamis
    honamis 2011/07/01
  • みずほ銀行が障害報告書を公開、多重ミスが障害長期化を招く

    みずほ銀行は2011年5月20日、同行が3月に起こしたシステム障害に関する調査報告書を公開した。報告書は、夜間バッチ処理においてオペレーションミスが多重に発生したことや、システムの処理上限を1988年のシステム稼働以来見直さなかったこと、コンテンジェンシープラン(トラブル発生時の行動計画)に不備があったことなどが、長期の障害を招いたと指摘している。 調査報告書は、弁護士などからなる第三者の「システム障害特別調査委員会」がまとめた。みずほ銀行では調査を受けて、近日中にも再発防止策や経営体制の刷新などを発表する予定。 同行のシステム障害は、3月14日に東日大震災の義援金口座に大量振り込みがあったことをきっかけとして、24日まで続いた。大規模な為替処理の遅延が起きたほか、ATMや営業店の業務もたびたび停止した。遅延した為替処理は、仕向為替(顧客からの送金/振り込み依頼を他の銀行に対して実施す

    みずほ銀行が障害報告書を公開、多重ミスが障害長期化を招く
    honamis
    honamis 2011/05/28
  • Microsoft、Visual Studio向け拡張機能ツールセットの最新版を公開

    Microsoftは米国時間2010年6月18日、Windows用統合開発環境(IDE)「Visual Studio 2010」向け拡張機能ツールセット「Productivity Power Tools」の最新版を公開したと発表した。Webサイトで無償ダウンロード提供している。旧版をインストール済みの場合は、Visual Studioの起動時にアップデートの通知が表示される。 Productivity Power ToolsはVisual Studioに各種機能を追加し、開発作業の省力化を支援する。最新版は2010年4月リリースのVisual Studio 2010に合わせてアップデートし、拡張機能の追加やバグ修正を行った(関連記事:Visual Studio 2010や.NET Framework 4、Silverlight 4が正式リリース)。 最新版では、利用する拡張機能を個別に選

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  • ソースコード、読んでいますか

    他人の書いたソースコードを読むことはプログラミング能力の向上に役立つ、と聞いたことがある人は多いだろう。例えば、Rubyの開発者として有名なまつもとゆきひろ氏は、自らが監訳者の一人である書籍「Code Reading -- オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法」(毎日コミュニケーションズ発行)の序文で、「ソースコードこそソフトウェアのすべての知識の源」であり、「効率よくソースコードを読むことは、効率よく自分の能力を向上させることにつながります」と書いている。 一方で、ソースコードを読むための環境も整った。オープンソースが一般化することで、入手できるソースコードは質、量ともに、一昔前とは比べ物にならないほど充実した。 しかし、自らのスキルアップを目指して、実際にオープンソースなどのコードを読んでいる人は、さほど多くないだろう。他人の書いたソースコードを読むのは、既存プログラムの保守や追

    ソースコード、読んでいますか
  • Microsoft,小型機器向けプラットフォーム「.NET Micro Framework」をオープンソース化

    Microsoft,小型機器向けプラットフォーム「.NET Micro Framework」をオープンソース化 米Microsoftは米国時間2009年11月16日,小型組み込み機器向けプラットフォーム「.NET Micro Framework」の次版「Version 4.0」をオープンソース・ソフトウエアとして公開すると発表した。ソフトウエア・ライセンスApache License 2.0を適用してリリースする計画。 .NET Micro Frameworkは,小型デバイス向けソフトウエアを開発/実行するための環境。無線/有線通信や暗号化といった機能を備えており,既に150万台以上のデバイスで利用されているという。Microsoftはソースコードをオープンソース化し,.NET Micro Framework体と.NETランタイム環境CLRの実装に使う基クラスライブラリ(BCL)を公開

    Microsoft,小型機器向けプラットフォーム「.NET Micro Framework」をオープンソース化
  • 授業に使える「Linuxサーバー構築標準教科書」,LPI-JapanがPDFで無償公開

    LPI-Japanは「Linuxサーバー構築標準教科書」の無償公開を開始した。教育機関が授業で実習に利用できる教科書で,PDF形式で公開している。LPI-JapanはLinux技術者認定試験LPIC(Linux Professional Institute Certification)を運営している特定非営利活動法人。「Linux 技術者の育成と技術力向上,およびOSS環境の利用推進」(理事長の成井弦氏)を目的として無償公開した。 「Linuxサーバー構築標準教科書」は120ページ。Linuxをインストールしサーバーを構築,DNS,Webサーバー,メール・サーバーを設定し動作させる実習を行う。想定学習時間は12時間で,6時間×2日または90分間×8コマ。LinuxディストリビューションとしてはCentOSを使用している。 LPI-Japanではすでに2008年9月,基礎編にあたる「Linu

    授業に使える「Linuxサーバー構築標準教科書」,LPI-JapanがPDFで無償公開
  • 第4回 Tracではじめるバグ管理入門

    「チケットは開発を救う」と考え,2007年のITpro Challenge!にてチケット駆動開発を提唱した。Tracを使う最大の利点はチケットとリポジトリ・ブラウザを連携できることだと考えている。 前回(第2回~第3回)までの連載で,Tracのインストールと基的な設定が終わりました。これからの連載では,Tracを上手に運用するためのコツをご紹介していきます。 Tracの主な機能には,Wikiとリポジトリブラウザ,それにチケットによるタスク管理システムがあります。Wikiとリポジトリブラウザは使っていても,チケットは使っていないという方は意外に多いのではないでしょうか。そこで第4回では,チケットの一番の用途である「バグ管理」について説明します。今回の説明には,Trac 0.11(日語版)が含まれるTrac Lightningのバージョン2.0.4を使用しますが,基的な考え方は以前のバー

    第4回 Tracではじめるバグ管理入門
  • ログインしてください:日経クロステック(xTECH)

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  • MS製フリーソフトで既存PCを擬似シンクライアント化,まずは持ち出しPCのセキュリティ確保を

    「社員の持ち出しPCセキュリティを確保したい。できればあまりコストを掛けずにシンクライアントを導入したいが,どうしたらいいか」。最近,ある企業のシステム管理者から,こういう相談を受けました。 昨年くらいからシンクライアントを再評価する機運が高まっています(関連記事)。シンクライアントの歴史は長く,筆者が最初に目にしたのは,米オラクルが「NC」(Network Computer)を提唱した10年以上前のことです。当初はシンクライアントのメリットとして,データやアプリケーションをサーバーで一括管理できるため,TCO(total cost of ownership:コンピュータ・システムの導入・運用・管理にかかるコストの総額)の低減,端末の安さが挙げられていました。ただ,PCの低価格化が進んだことで,シンクライアントの価格面のメリットは薄れました。サーバー機器の費用を含めるとと,どうしても割高

    MS製フリーソフトで既存PCを擬似シンクライアント化,まずは持ち出しPCのセキュリティ確保を
  • 新人向け“マクロのススメ”

    プログラミングに興味があるという新入社員の皆さんに,私なりの“はじめの一歩”を紹介しましょう。と言っても「CやRubyでHello Worldを作る」といったものではありません。どうせやるなら,仕事に役立つことをしましょう。 私が,プログラマ以外の方で,プログラミングをやってみたいという人にオススメするのは,アプリケーション・マクロです。一番手早く,ローコストで,プログラミング気分を味わえるうえに,自分の(プログラミング以外の)仕事にすぐに役立てることができます。 アプリケーション・マクロで,現在最もポピュラーなのは,Microsoft Officeなどに搭載されているVBA(Visual Basic for Applications)でしょう。特に,表計算ソフトExcelVBAの組み合わせは抜群に有用です。Excelのほとんどの操作をVBAで自動化できます。 プログラミングに無関係な職

    新人向け“マクロのススメ”
  • 日立とオラクル、ダウンタイム極小化に向けたベストプラクティス公開

    日立製作所と日オラクルは3月25日、日立製ハードとオラクル製のデータベース・ソフトを組み合わせた場合の動作検証結果を公開した。オープン・システムの開発においては、組み合わせの検証が不可欠。事前にベンダーが検証作業を済ませ、その設定の仕方などをまとめることで設計にかかる作業負荷の軽減に寄与する。「公開した内容は両社が導き出したベストプラクティス。ユーザー企業に活用してもらいたい」と日立のRAIDシステム事業部 製品企画部の島田朗伸部長は説明する。 今回、検証結果は3つの文書として公開した。(1)「日立ディスクアレイHitachi Universal Storage Platform VのHitachi Dynamic Provisioning機能とOracle Automatic Storage Management連携時のベストプラクティス・ホワイトペーパー」、(2)「日立とOracle

    日立とオラクル、ダウンタイム極小化に向けたベストプラクティス公開
  • ノートPCにシリアルポートが2つ欲しい人向けのPCカード

    エアリアは2008年3月25日、RS-232Cポート(シリアルポート)増設カード「CS2(SD-PCM232-2S)」を発売した。MosChip Semiconductor Technology製NM9835コントローラーを搭載し、実勢価格は7000円。 CardBus対応のPCカードスロットで利用できる。9ピンのD-subコネクターを2つ装備し、ノートパソコンにRS-232Cポートを増設できる。RS-232Cポートを装備していないノートパソコンでも、RS-232C接続の機器が使えるようになる。 D-Subコネクターは体と一体化しているため、変換ケーブルなどは不要。転送速度は最大115200bps。16バイトのFIFOバッファーを搭載し、通信中のデータの取りこぼしを防ぐという。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP/Vista。

    ノートPCにシリアルポートが2つ欲しい人向けのPCカード
  • 内閣官房などが開発したセキュア仮想マシン,オープンソースとして公開

    セキュアVMプロジェクトは3月19日,セキュア仮想マシン・モニタ「BitVisor」α版をオープンソース・ソフトウエアとして公開した。セキュアVMプロジェクトは,情報漏洩などのセキュリティ被害削減を目的に内閣官房セキュリティセンター(NISC)などが進めているデスクトップ向けの仮想マシン開発プロジェクト。筑波大学が中心となって開発している。 仮想マシン上で動作するゲストOSとしてはWindows XP,Windows Vista,Linuxに対応している。ハードウエアとしてはIntel VT機能に対応したプロセッサを搭載したパソコンが対象。セキュアVMプロジェクトにはインテルも協力している(関連記事)。 BitVisorでは,ストレージやネットワークの暗号化,ID 管理などの機能を仮想マシンが提供する。ユーザーが直接使用するゲストOSとは独立にセキュリティ機能を実装することで,ゲストOSが

    内閣官房などが開発したセキュア仮想マシン,オープンソースとして公開
  • 開発現場に見る今ドキの「自動化」

    開発作業の「自動化」と聞いて,正直,うんざりする人もいるだろう。「思った通りの成果物なんてできやしない」「ソースコードの中身がブラックボックス化してしまう」「費用や教育といったツール導入の負担が大きい」――。自動化にはこうしたいくつもの不安やリスクがあるためだ。 だが一方で,生産性と品質のさらなる向上を目指し,企業トップやバックオフィス部門は自動化を強く推し進める。現場では渋々自動化に取り組むが,やはり失敗してしまう。「自動化なんて夢のまた夢,もう自動化はコリゴリだ」。そんな風に思うのも,当前と言えば当然である。 では自動化は悪か,と言えばそんなことはない。人間がやる作業をきちんと自動化できれば,それは素晴らしいことだ。自動化は作業の効率化・迅速化や,成果物の均質化といった大きなメリットがある。開発プロジェクトでは様々な作業が発生し,「の手も借りたい」と気で思う現場はいくらでもある。そ

    開発現場に見る今ドキの「自動化」