東京新聞にインタビュー記事が掲載された。 この記事については、私は非常に不満だ。 教育については、私と橘木先生は同じ意見なのに、 その部分の私の発言はカットされている。 私が話をしたのは、格差拡大はもっと長期的に生じていること、 最近発生したことは若年層の格差拡大であること、 若年層の格差拡大は不況が原因だということだ。 最近になって、格差問題が取り上げられるようになった背景には、 若年の格差問題に加えて、景気回復で資産価格が上昇した ことがあるのではないか、というのが私の推測だ。 公教育の質の低下の問題は、ここ数年で始まった話ではないし、 税制のフラット化が進められたのは90年代だ。 こうした政策が推し進められたことが現在の状況を作った原因である というなら理解できる。 対立点を浮き彫りにしたいという記事の作りは分かるが、 意見が対立していない部分について、 片方の意見だけを掲載し、 私
2006年01月08日13:39 カテゴリ書評/画評/品評Money 経済学はじめの一冊 - 書評 - 経済学的思考のセンス ちょっと書評しにくい本かも知れない。 経済学的思考のセンス 大竹文雄 しかし、「経済学はじめの一冊」と言われたら、本Entry現在ではこの本を勧める。 「この一冊」ではなく、「はじめの一冊」である。この本を起点に、他の本も漁るというのがこの本に向いた読み方だと思う。 この本は、経済学の視点からは物事はどう見えるのかというのを紹介した本であり、特定の問題に対して経済学的に答えを出すという本ではない。それだけに、実に多くの一見経済学に見えない設問が用意されている。各章と各項のタイトルから、"?"で終わっているものを以下に抜き出してみた。 お金がない人を助けるには? 女性はなぜ、背の高い男性を好むのか? イイ男は結婚しているのか? 美男美女は本当に得か? 自然災害に備える
「ネットを戦場にしてはいけない」というのは、以前 [id:otsune:20051118:p1] を読んだ時に思ったこと。僕はこの記事は「ネットは危険」というメッセージには読めなかった。むしろ文化の衝突としての「戦争」をネットのメタ文化として尊重しようという意味にとっていた。otsune さんの日頃の言動(モヒカン関連)につられた誤読なのかもしれないけど。 これまでの流れ 人間という動物が持つ「嫌悪感」という現象に、無理矢理な理屈を付けるのが「文化」だ (otsuneさん) 不安な足もと(rna) 「本能的にそう思う人がいるのは想像できるが、ネットは戦場なのでそう思わない方が安全 http://d.hatena.ne.jp/otsune/20051118/p1」 (otsune さん) 「ネットを戦場にしてはいけません。もうそういう時代じゃないかと。戦士の誇りを持たない一般市民が戦う戦場は
エントリの本筋からは外れるけど、これが気になった。 見知らぬ他人から悪意や嫌悪感を向けられて、心が動揺する心理がイマイチ理解できない。(良く思考方法を理解している身内や友人から悪意を向けられたら、別の意味で動揺はするけど。それは生活に支障が出ると言う意味での防衛反応だから別の話だ) 人間という動物が持つ「嫌悪感」という現象に、無理矢理な理屈を付けるのが「文化」だ(void GraphicWizardsLair(void);) いや、見知らぬ他人の悪意を知るのが怖いっていうのは普通にあると思うけどなぁ。一般人は一般的他者への信頼で心の平安を保っているけど、otsune さんは社会を信頼することで赤の他人がどう思うかのは関係なくそうできる、ということかな? 例えば街を歩いていてすれ違った人にいきなり殴られるかもしれない、などと心配しなくてすむにはどうしたらいいか。これには (1) フツーの人は
404 ページがみつかりません 指定されたページは掲載が終了したか、もしくは削除・移動した可能性があります。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く