株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 今日は、政府のパッケージ型インフラ輸出政策ができあがってきた経緯を見てみたいと思います。 ■第1回パッケージ型インフラ海外展開推進実務担当者会議で共有された政策のひな形 2010年4月6日に、内閣府が主導してパッケージ型インフラ海外展開推進実務担当者会議が開催されました。出席者には「仙谷由人国家戦略担当大臣、古川元久国家戦略室長、関係各省実務担当者(外務省、財務省、経済産業省、国土交通省、内閣官房) 」とあり、議事録の内容も合わせると、仙谷前国家戦略担当大臣ないし古川前国家戦略室長のリーダーシップによって実現した会合であることがわかります。この時配布された経産省作成