秋田県警は13日、2010年の自殺者数(暫定値)が、前年より70人減って368人になったと発表した。県内の自殺者数が400人以下になるのは1997年以来13年ぶり。特に30〜59歳までの「働き盛り世代」の自殺者が前年比52人減、経済・生活問題による自殺者も同56人減となり、現在の統計方法を採用した07年以来、最も少なくなった。(笠井哲也、矢島大輔) 発表では、自殺者のうち男性は251人、女性は117人。年代別では、07年以降、毎年最も多い人数を記録していた50代が、前年よりも27人減って68人になった。「働き盛り世代」の減少が目立ち、30代で前年比15人減の37人、40代でも10人減の48人となった。 ほとんどの世代で減少した中で、唯一前年よりも増えたのが70代。17人多い85人で、年代別の数でも最も多くなった。65歳以上の高齢者の自殺者数は前年とほぼ同じ159人で、全体の4割以上を占
第4回「いつもありがとう」作文コンクール(朝日学生新聞社主催、シナネングループ共催)で、広島市立中島小学校1年の片山悠貴徳(ゆ・き・のり)君(7)が最優秀賞に輝いた。亡き父へ贈る「ぼくとお父さんのおべんとうばこ」。全国3万3421点の応募作から選ばれた。27日に東京で表彰式があり、悠貴徳君が作文を朗読。参加者は目を潤ませた。(山本恭介) 「おとうさんにほうこくがあります」 悠貴徳君は母・恵津子(え・つ・こ)さん(33)、妹の乃莉子(の・り・こ)ちゃん(4)との3人暮らし。作文を書いたのは、8月中旬だった。夏休みの自由研究で、お父さんのことを書きたいと恵津子さんに言った。 父の俊作さんは2007年3月19日、心臓発作で亡くなった。27歳だった。生前使っていたダイニングのいすに座り、遺影がある仏壇の前で、3時間かけて作文を書いた。 「ぼくはおとうさんのおべんとうばこをかりました」 俊
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