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ブックマーク / swingybrain.blogspot.com (2)

  • 愛の神経生物学

    バレンタインデーにちなんだ「愛」あふれる話題、ということで。。。 少し前、Larry Youngがネイチャーにエッセーを書いて、新聞でも話題になった。 著者のLarry Youngは、ハタネズミの一種、プレーリーハタネズミ(prairie vole)の「一夫一制」を、遺伝子レベルから研究していることで有名。 そのエッセーでは、「愛」をテーマに、母親と子供、あるいは女性と男性の「愛」に関わる脳内メカニズムを簡単にまとめ、それを応用したドラッグの話へ話題を展開しながら、「愛の神経生物学」の現状と将来を語っている。 --- ここでキーワードになるのはオキシトシン(oxytocin)とヴァソプレッシン(vasopressin)。今回の文脈で言えば、「愛ホルモン」としての顔を持つホルモン、とでも言ったら良いかもしれない。 オキシトシンとヴァソプレッシンは、メスとオスの能的な社会行動との関連がそれ

  • 伝染する幸せ

    アメリカでは、11月だけで50万人以上が職を失って、失業率が6.7%にもなったらしい(記事)。一方、それを反映してか、最近「幸せ関連ビジネス」が盛り上がっているらしい(記事)。 その幸せ(happiness)に関連して、BMJという医学雑誌に報告された研究によると、人の幸福感は、「友達友達友達」の幸福感とも関係があって、配偶者よりお隣さんの幸福感の方が、自分の幸福感に重要かもしれない。 --- 「幸せ」については、経済学・心理学・神経科学など、いろいろな研究分野から取り組まれている。感情が人から人へ伝わることを調べた研究もあるらしいけど、幸せと社会コミュニティー全体との関係、特に「幸せ」がコミュニティーの中でどう広がるのか、よくわかっていなかった。 今回の研究では、Framingham(ボストンの近く)に住む5000人以上の、1948年からスタートした追跡調査を調べている。 特に、その

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