帝政ロシアの初代日本領事だったヨシフ・ゴシケーヴィチが人生最後の月日を過ごしたオストロベツ地区。 その行政の中心にあるオストロベツ市は人口9000人の町です。 4年後、2016年にオストロベツ市から30キロ離れたリトワニア国境に近いところにベラルーシ初の原発が建設予定です。 10年ぐらい前からベラルーシで原発を造る話は出ていたのですが、その候補地がころころ変更し、定まっていませんでした。 しかしとうとうオストロベツに建設が決定、今年から作業が始まりました。 オストロベツ市内には原発作業員が将来居住する予定の団地の建設が始まり、ゴシケーヴィチの胸像を見に行く途中、その工事現場のそばを通り過ぎましたが、暗い気持ちになりました。 原発が完成し、関係者がオストロベツ市に住むようになると、人口は3万人になると予想されています。 市にとって経済的な効果はもちろんあると思いますが、もし事故が起きたら・・
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