これは「徒然なるままに浪費癖とギャンブル癖を考える」と部分的に続きになっている。 僕は精神科医として「診療をすること」に30歳の頃よりずっとエネルギーがあると思う。ずっと以前はそんなことを考えることはなかったが、最近はそう思うようになった。 30歳頃はとりわけ忙しい総合病院で働いていたし、深夜に救急外来に呼び出されたり、リエゾンに駆け回ったり、体力的にも精神的にもギリギリであった。特にトラブルになった時はなおさらである。総合病院では色々な患者さんが飛び込みでやってくるため、さまざまなトラブルに巻き込まれやすいのである。(参考) 最悪だった時期は、タクシーに乗っている時、かなりのスピードで追突され鞭打ち状態で仕事をせねばなかなかった数週間。当時、上司の先生(当時の師匠)と放火の鑑定の人も診ていて鑑定書も書き進めないといけなかった。総合病院なので普通の再診の患者さんは多いし、新患は来る、リエゾ
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