〔ニューヨーク〕 モナシュ大学(オーストラリア・メルボルン)一般診療科の上級研究員であるBritt Klein博士とオーストラリア・ロータリー医療研究基金の研究員らは,心的外傷治療を支援する画期的なウェブサイトを立ち上げた。心的外傷後ストレス障害(PTSD)患者は,インターネットにログインするだけで助けが得られるようになる。 10週間にわたる認知行動療法がインターネットを通じて提供され,必要であれば心理学者がe-mailでさらに支援を行う。このサイトにログインすると,この疾患の最善の治療法などに関する研究に参加することになる。 Klein博士らは「患者はセラピストのところまで出向く必要がなく,どのコンピュータからでもいつでも利用可能であるため,この新しいアプローチは低コストであるだけでなく非常に利用しやすい」と述べている。 このアプローチは,昨年行われた「パニックオンライン」