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英国モーズレー研究所のチームとニュージーランドのチーム合同で1972年にニュージーランド南部 Dunedinで開始した出生コホート研究の結果(Paultonら, 2000)が衝撃を与えた。11歳時に児童精神科医の面接で確かめられた精神病症状様体験(psychotic like experience:PLE)が15%の子どもにあり、強く体験していた子ども(約4%)の25%が26歳時に統合失調症様障害に罹患し(オッヅ比> 16)、70%は26歳時に精神病症状を少なくとも1つ体験しており、90%は就業困難などの適応困難を抱えていたのである。PLEは15年後の精神病罹患のみでなく、精神保健全体の取り組みの有効な標識である可能性が示されたのである。http://209.85.175.104/search?q=cache:qVUswbSPYr0J:www.jamh.gr.jp/kokoro/128_k
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