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DemographyとHistoryに関するhotsumaのブックマーク (4)

  • 中村牧子「歴史的視点からみる近代化・流動化・平等化」 - 井出草平の研究ノート

    流動化と社会格差 (講座・社会変動) 作者: 原純輔出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2002/05メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る このから中村牧子氏のコラム(54-8ページ)より。近世における移動について述べられている。(参照:http://d.hatena.ne.jp/iDES/20061128/1164728772) 鈴木らの主張をみる限り,明治より前には,人はほとんど流動性をもたなかったように見えるが,実際には人は以前から,かなり活発にうごいていた。地域的には,各地の農村から近隣の農村や町場への出奉公がなされていた。しかも奉公終了後に帰村するとは限らず,数年ごとに農村から農村を巡る者もあれば,町場から都市へと移動を重ね,ついに江戸までたどり着く者もあった[速水,1988:111−135]。こうした移動は異産業への参入を伴うから,この地域移動とと

    中村牧子「歴史的視点からみる近代化・流動化・平等化」 - 井出草平の研究ノート
  • 速水融『歴史人口学で見た日本』 - 井出草平の研究ノート

    歴史人口学で見た日 (文春新書) 作者: 速水融出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/10メディア: 新書購入: 8人 クリック: 120回この商品を含むブログ (32件) を見る 論文を読んで、興味深かったので新書で出ているものを読んだ。この新書も非常に面白い。 お勉強のためにメモ。 古代の日の人口については、やはり戦前の人だが、数学者の沢田吾一が奈良朝時代の戸籍(断片しか残っていないが)を使って、当時の人口は五百六十万人という推定をしている(『奈良朝時代民政経済の数的研究』)。この推定は現在の研究から見てもそれほど遠く離れてはいない。(p67-8) 奈良時代の日の人口は560万人程度。 私は、けっしてぴたりとした数字は出ないが、千二百万人プラスマイナス二百万人くらいが江戸初期の人口ではないだろうかと推計したのである。(p69) 江戸初期の人口は1200万程度。奈良時代か

    速水融『歴史人口学で見た日本』 - 井出草平の研究ノート
  • 歴史人口学からみた今と昔の日本

    日は、歴史人口学のお話です。 伝統的な歴史学は、マルクス主義の影響を強く受けていたり、イデオロギー的な部分を多く含んでいたわけですが、それに対する批判・克服として台頭したのが歴史人口学です。 従来の歴史学においても、人口というのは、極めて重要な位置をしめているのですが、歴史人口学においては、フランスでは教区記録、日では宗門改め帳を史料として使うことによって、当時の人々の生死、出産、結婚離婚などにまつわる諸指標を算出することを目指しました。 これは、従来の歴史学における構造研究への偏重への批判・再考を促すものだったのですが、歴史人口学の研究の発展の結果、当時の民衆の生活史の復元が可能になったのでした。 皆さんが、学校で習うような歴史は、歴史の中において、比較的文献資料を残した人々の歴史です。ですから、日史であれば、主に貴族の歴史、あるいは武家の歴史といってしまったほうがいいものです。ほ

    歴史人口学からみた今と昔の日本
  • 1 歴史人口学

    1.1 総論                 速水 融   1.2 史料収集               鬼頭 宏      1.2.2      西日地域における宗門改帳の収集    村山 聡     1.3 史料検討               松浦 昭  1.4 出生                津谷 典子     1.5 死亡                木下 太志     1.6 結婚                黒須 里美     1.7 人口移動               川口 洋     1.8 都市人口               浜野 潔     1.1 総論                     速水 融 1.1.1 EAPプロジェクト歴史人口学――地域性の発見 いかなる社会にも、人の住み方には、それぞれ独自の性格がある。同じ町や村

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