Rue89Japon映画「壁」は、精神分析学がいかに自閉症の治療を独占しているか示している。3人の精神分析学者がこの映画の上映を阻止しようとしている。「パルチザン」と判断したからだ。 映画「壁 もしくは自閉症を検証する精神分析」は、フランスでは自閉症の治療が精神分析学者や精神科医によっていかに閉鎖的に行われてきたかをわれわれに教えてくれる。他の全てのアプローチを押しのけて。 ソフィ・ロベールは制作者かつ映画監督であるが精神分析学に強い興味を持ち、女性を、性的に精神を病む存在と捉えるフロイト的見方を批判する。人類学的に「伝統的」精神分析学者の行為を調査すると、結局彼らは一般にはほとんど知られておらず、「独断的」であると彼女は糾弾している。 「最初はもっと幅のある仕事をしようと思っていました。私の目的は精神分析の現場状況を伝えることであり彼らにフロイトやラカンの学説の何を取り入れ何を捨てたか問
2018年1月23日 臨床社会学研究会(1988年7月13日 於:家族機能研究所) 波田あい子(家族機能研究所/東京都精神医学総合研究所・客員研究員) 「フェミニズムと臨床」というテーマでl 時間ばかり比較的生まじめに、まず私からご報告をしたいと思っています。今日は、上野氏、斎藤氏の両先生がコメンティターという豪華版ですから、私の話にかかわらずお2人にいろいろ奔放にやっていただくのがおもしろいのではないかと思っております。まずテーマの「フェミニズムと臨床」です。今日いらしているような方々にとってはイズムと臨床がくっついていることにさほど抵抗感はないだろうと患いますが、そうでもない分野の人にとってはイズムと臨床がくっついているというのは、価値中立という臨床のスタンダードから言えば、とんでもないということになったりするのだと思います。それから私自身が現在やっている臨床活動は、1つは家庭の中の暴
こんな本出てるとは知らなかった。精神分析家アーネスト・ジョーンズによるハムレットのオイディプス・コンプレックス論。ジョーンズは分析史的にはイギリス精神分析の重鎮として知られるけれど、邦訳されているのは確かフロイトの伝記「フロイトの生涯」くらい。フロイトの「秘密のサークル」に属してはいて、アナ・フロイトに言い寄ったりしたみたいだけれど、フロイトにはいまひとつ信頼されなかった。患者との性的関係などのスキャンダルもあり、結構恋多き男性だったこともその一因かもしれない。ウィーンを離れたがらなかったフロイトをロンドンに招く一方で、メラニー・クラインもロンドンでのパトロン的存在にもなった。アナ・フロイトへの忠誠への一方で、クラインを重要視したことが、第二次大戦前後のイギリス精神分析協会の三派抗争の原因ともなっていて、ちょっとトリックスター的でもある。 これもほんとは3巻本なのだけれど訳されているのは短
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く