『精神科薬物療法と考え方』
先日に話題になっていたまめころ氏であるが、読者の人からその人のサイトをぜひ見てほしというレスがあった。検索して探してみると、実際にあったので正直ビックリしたよ。このエントリの場で、まめころ氏へ謝罪したい。またそのお詫びとして、最近の精神科薬物療法の現況と個人的な意見についてここで紹介したい。 まめころ氏は実は女性であり、まめころさんと呼ぶべきであるが、驚愕することに、レスに挙がっていた娘さんの処方はほぼ実在するものであった。しかし、あの処方の不自然さの僕の感覚については今も同じだ。あれは、いろいろな意味でプロ的ではない。もちろんその事実を僕が曲げようとする意図はないことを改めて言いたいのであるが。 今の精神科の多剤大量処方は、以前とは少し変わってきていると思う。今は、特定の薬を多く使う傾向があり、何薬も併用するというのはあまり流行らなくなっている。これはたぶん精神科業界の単剤推奨と関係があ
『謎の質問とその背景についての考察』
最近、このブログもアクセス数が増加しているのもあり、いろいろと変な人たちが訪れるようになっている。まず、「3人の不登校」から、この質問と僕のレスをみてほしい。 ■不登校とドグマチール はじめまして。現在２５歳の娘は、中学１年の秋から不登校になり、中学２年の５月に近所の精神科のお医者様に、統合失調症だと思いますと言われました。その根拠は、娘が学校で、周囲の人から悪口を言われるとか、母親の作る食事に毒が入っているのではと心配になると、そのお医者様に打ち明けたからです。そして処方された薬が、ドグマチールでした。５年間位、そのドグマチールを飲ませましたが、状態が悪くなって、その後、病院を２箇所変わり、セロクエル・ジプレキサを経て、セレネースになりました。２番目の病院の頃から、家庭内暴力ｶﾞ出るようになって、Ｈ１７年１月に、ついに入院になりました。現在は、再入院中です。今から約１２年前、最初のお医者
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Elevated social Internet use and schizotypal personality disorder in adolescents - PubMed
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