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『精神科薬物療法と考え方』
先日に話題になっていたまめころ氏であるが、読者の人からその人のサイトをぜひ見てほしというレスがあ... 先日に話題になっていたまめころ氏であるが、読者の人からその人のサイトをぜひ見てほしというレスがあった。検索して探してみると、実際にあったので正直ビックリしたよ。このエントリの場で、まめころ氏へ謝罪したい。またそのお詫びとして、最近の精神科薬物療法の現況と個人的な意見についてここで紹介したい。 まめころ氏は実は女性であり、まめころさんと呼ぶべきであるが、驚愕することに、レスに挙がっていた娘さんの処方はほぼ実在するものであった。しかし、あの処方の不自然さの僕の感覚については今も同じだ。あれは、いろいろな意味でプロ的ではない。もちろんその事実を僕が曲げようとする意図はないことを改めて言いたいのであるが。 今の精神科の多剤大量処方は、以前とは少し変わってきていると思う。今は、特定の薬を多く使う傾向があり、何薬も併用するというのはあまり流行らなくなっている。これはたぶん精神科業界の単剤推奨と関係があ